一条高等学校附属中学校(2026年度)の入試情報
入試情報
一条高等学校附属中学校の入試対策の特徴
奈良市立一条高等学校附属中学校の入学適性検査は、検査Ⅰ・検査Ⅱに分けて実施されます。
- 検査Ⅰでは、文章や資料を読み解き、課題を整理して適切に表現する力や自らの考えを事実にもとづいて表現する力を測られます。
- 検査Ⅱでは、身近な自然現象やグラフ、図、データ等を分析し考察する力や課題解決に向けて論理的に思考・判断し表現する力を測られます。
上記の入学適性検査の対策として、KECでは、「表現力」を養う専門授業を正課授業として開講しています。
『表現国語』『表現算数』の授業では、下記の3つの力を養うことで「表現力」を育成。
「ディベート・ディスカッション」「作文・記述」など新しい中学入試問題への対応力を鍛えます。
- 「読解力」文章問題をきちんと理解し正確に読み解く力。
- 「伝達力」自分の考えを文章や式で的確に表現する力。
- 「現場思考力」質問や反論に対して瞬時に解答を導く力。
さらに上記の正課授業に加え、市立一条高等学校附属中学校合格を目的とした専門の対策講座を開講しております。
論理的に説明させる記述形式での入試に対応しています。
一条高等学校附属中学校
令和8年度(2026年度)入試結果について
定員と倍率
令和7年度は、80名の募集人数に対して、約2.01倍の161名が受検しました。
| 募集人員 | 出願者数 | 受検者数 | 合格者数 | 実施競争倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 80 | 192 | 161 | 80 | 2.01 |
合格者平均点
入学者の選抜は、初年度とおなじく「国語・社会領域」にあたる適性検査Ⅰ・「算数・理科領域」にあたる適性検査Ⅱ、面接、小学校の調査書で行われました。
250点満点のところ、合格者の平均点は164.2点となりました。
過去の入試結果
一条高等学校附属中学校
入学者の選抜方法について
■適性検査Ⅰ
文章や資料を読み解き、課題を整理して適切に表現する力や、自らの考えを事実に基づいて表現する力を測るものです。
■適性検査Ⅱ
身近な自然現象やグラフ、図、データ等を分析し考察する力や、課題解決に向けて論理的に思考・判断し表現する力を測るものです。
■面接
入学や学校生活への意欲と適性等を判定されるものです。
一条高等学校附属中学校
令和8年度(2026年度)出題形式
適性検査Ⅰ(国語領域)出題形式
「適性検査Ⅰ」全体として、2025年度と同じく「大問3問構成(大問1:国語/大問2:社会/大問3:国語・社会融合問題)」でした。
「国語と社会の設問比率」については、2025年度に比べると国語の比率が大きくなっています。
1.初めての「物語系」からの出題・難易度は前年並み
大問3の本文が「時代小説」となり、心情説明問題や人物関係など、「物語特有の出題」がありました。
開校以来初めての「物語系」の出題であり、今後の受験では「物語の読解」も視野に入れた対策が必要です。
難易度としては、「本文内容を正確に読み取れば正解できる設問」がほとんどであり、2025年度とほぼ同じです。
2.「知識系」設問の出題なし
「知識系」の問題については、2022年度は「部首名」「画数」、2023年度は「三字熟語の組み立て」が出題されましたが、それ以降は漢字の読み書き以外の知識問題は出題されていません。
3.作文問題…「本文内容を踏まえて」という条件が消えたが、それ以外は変化なし
2025年度の「本文内容をふまえて題名・内容を書く」という条件が消えた点では、2025年度より書きやすい作文問題でした。
「空所補充をして題名を決める」「第一段落は『経験』を書く」「第二段落は、第一段落の内容をふまえた『考え』を書く」「120字以上150字以内」という条件については、開校以来、変化がありません。
国語領域は大問1と大問3の問一・三(適性検査Ⅰ 100点満点・45分)
| 大問 | 小問 | 内容 |
| [一] | 本文 | 論説文(養老孟司『ものがわかるということ』より) 内容:「自分という存在」の本質を論じる内容 |
| 問一 | 漢字の書きとり問題(2問) | |
| 問二 | 傍線部の意味(同じ意味の表現を探す・書きぬき問題) | |
| 問三 | 傍線部を説明した文の二か所の空欄補充(書きぬき問題) | |
| 問四 | 傍線部の内容説明(記述問題・10〜15字) | |
| 問五 | 本文の内容説明(選択肢問題) | |
| 問六 | 作文問題「( A )とは( B )であって( C )ではない。」 という題名(空所は自分で考える)を書いてから作文する ・第一段落は題名に関する経験を書き、第二段落は第一段落に書いた内容をふまえての考えを書く ・120字以上150字以内 | |
| [三] | 本文 | 歴史小説(小沢章友『豊臣秀吉 天下の夢』) 豊臣秀吉の生涯を描いた児童向け歴史小説での小田原合戦の場面 |
| 問一 | 傍線部(「だれでも」)が表す内容の説明(記述問題・20字以内) | |
| 問三 | 登場人物の人物関係の説明(選択肢問題) | |
| 問四 | 傍線部(「たかをくくっていた」)の具体的な神子の説明(記述問題・20〜25字) | |
| 問五 | 登場人物の心情説明(選択肢問題) | |
| 問六 | 傍線部(「調略」)の具体的内容の説明(選択肢問題) | |
| 問七 | 本文中の空所補充(登場人物の心情を表す表現・選択肢問題) |
一条高等学校附属中学校 入試対策ポイント
適性検査Ⅰ(国語領域) 入試対策
1.一つひとつの動作・学習を「丁寧」に行う
読解問題については、先に述べたように「本文内容の正確な読み取り」が求められます。
よって、普段の学習では、「文章全体の内容をつかみ自分の言葉で表現してみる(同時に文章を構成している各段落についても同様のトライをする)」「一つひとつの選択肢に対して、『この部分は○』『この部分は×』という書き込みをする」など、「細かく」「丁寧に」解くことを心がけます。
また、今後は「物語」の出題も視野に入れる必要があり、物語読解の基本姿勢(「できごと」「心情」「行動」を結びつけて考える、など)の定着や、心情・状況の説明の記述練習も必要です。
2.作文は「発想力」「正しく意味が伝わる一文を書く力」を磨く
「150字」「二段落指定」の作文は、「各段落二文程度(全体としては四文程度)」という書き方になります。
文の数が少ないため、「文同士の内容の重複がない」「その一文で確実に『伝えるべきこと』を伝える」ということが必要です。
与えられた「型」に合わせた題名・作文内容を想定できる「発想力」を身につけるために様々な問題に取り組むと同時に、書く際には「一文の重み」を意識して書く習慣を持ちましょう。
適性検査Ⅱ(算数領域) 入試対策
出題範囲が「数と規則性」「平面図形」「データの活用」「論理・推理」と多岐にわたるため、まずは各単元の基本的な解法を徹底的に定着させる必要があります。
特に2026年度は問題数が増加したため、典型的な問題でつまずかず、迷わず解き進める基礎力が不可欠です。
2026年度に出題された「論理パズル」や「データの分析」では、頭の中だけで考えず、〇×表(マトリックス)や線分図を素早く書いて情報を可視化する「作業力」が重要になります。
日頃から手を動かして図表を描く習慣をつけ、問題文の数値や条件にマーキングをしてミスを防ぐ訓練をしましょう。
2026年度は記述問題が復活し、図形の構成理由を論理的に説明する力が問われました。単に答えを出すだけでなく、「なぜそのようになるのか」を言葉や図を用いて相手に伝わるように説明する練習(記述対策)も十分に行っておく必要があります。
また、大問3のような融合問題に対応するため、長いリード文から算数の条件を的確に拾い出す読解力も養っておきましょう。
KECの一条高等学校附属中学校
対策講座・模試情報
表現講座
「表現力」養成のKECの専門授業です。
この講座では、「表現力」を身につけるために必要な3つの力を養います。
- 本文や複数の資料から示される事実を正確に読み取る「読解力」
- 自分の意見やその理由を的確に伝える「伝達力」
- 質問や反論に対して瞬時に解答を導くことができる「現場思考力」
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一条高等学校附属中学校の合格者の声
一条高等学校附属中学校/奈良教育大学附属中学校 合格
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一条高等学校附属中学校/奈良教育大学附属中学校/育英西中学校(特設コース) 合格
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一条高等学校附属中学校の概要
市立一条高等学校附属中学校は、令和4年度開校の奈良市立の中学校です。
中高一貫教育の学びが魅力であり、6年間を通した系統的な学習が可能です。
幅広い異年齢集団で学習し、様々な活動も行い、3年間中学で学んだのち、入学者選抜なしに一条高校へと進学します。
一条高校は、昭和25年に普通科高校として設立され、翌26年には全国初の外国語科(英語)が開設された高校です。
大学進学実績についても、国公立大学や難関私立大学へ多く輩出しています。
校風
奈良市立一条高等学校附属中学校は、Arts STEM教育や高校生との交流もあり、様々な活動を行うことができます。 自分のやりたい事をとことん探求でき、豊かな体験活動から人間性を高めることが可能な学校です。
教育方針
”アクティブシティズンであり、自由に生きることができる「個人」の育成” を掲げており、どんな社会の中でも自立して生きていくことができる人間を育成します。
■ 一条高等学校附属中学校公式HPはこちら
お問い合わせ先
TEL. 0742-33-7075
FAX. 0742-34-8809
所在地
〒630-8001
奈良市法華寺町1351 番地
アクセス方法
交通:近鉄「新大宮」駅から徒歩800m、JR「奈良」駅から徒歩・自転車1900m、近鉄「奈良」駅からバスで10分
その他の中学の入試対策ページを見る
大阪教育大学附属天王寺中学校(大教大天王寺)の入試対策は、下記からご覧いただけます。

