一条高等学校附属中学校
入試対策ポイント

適性検査Ⅰ(国語領域) 入試対策

1.一つひとつの動作・学習を「丁寧」に行う

読解問題については、先に述べたように「本文内容の正確な読み取り」が求められます。

よって、普段の学習では、「文章全体の内容をつかみ自分の言葉で表現してみる(同時に文章を構成している各段落についても同様のトライをする)」「一つひとつの選択肢に対して、『この部分は○』『この部分は×』という書き込みをする」など、「細かく」「丁寧に」解くことを心がけます。

また、今後は「物語」の出題も視野に入れる必要があり、物語読解の基本姿勢(「できごと」「心情」「行動」を結びつけて考える、など)の定着や、心情・状況の説明の記述練習も必要です。

2.作文は「発想力」「正しく意味が伝わる一文を書く力」を磨く

「150字」「二段落指定」の作文は、「各段落二文程度(全体としては四文程度)」という書き方になります。

文の数が少ないため、「文同士の内容の重複がない」「その一文で確実に『伝えるべきこと』を伝える」ということが必要です。

与えられた「型」に合わせた題名・作文内容を想定できる「発想力」を身につけるために様々な問題に取り組むと同時に、書く際には「一文の重み」を意識して書く習慣を持ちましょう。

適性検査Ⅱ(算数領域) 入試対策

出題範囲が「数と規則性」「平面図形」「データの活用」「論理・推理」と多岐にわたるため、まずは各単元の基本的な解法を徹底的に定着させる必要があります。

特に2026年度は問題数が増加したため、典型的な問題でつまずかず、迷わず解き進める基礎力が不可欠です。

2026年度に出題された「論理パズル」や「データの分析」では、頭の中だけで考えず、〇×表(マトリックス)や線分図を素早く書いて情報を可視化する「作業力」が重要になります。

日頃から手を動かして図表を描く習慣をつけ、問題文の数値や条件にマーキングをしてミスを防ぐ訓練をしましょう。

2026年度は記述問題が復活し、図形の構成理由を論理的に説明する力が問われました。単に答えを出すだけでなく、「なぜそのようになるのか」を言葉や図を用いて相手に伝わるように説明する練習(記述対策)も十分に行っておく必要があります。

また、大問3のような融合問題に対応するため、長いリード文から算数の条件を的確に拾い出す読解力も養っておきましょう。

適性検査Ⅱ(理科領域) 入試対策

2026年度の入試に問われた力として、

①基礎的な知識、②実験方法や結果を説明する力、③実験結果から現象が起こる理由を見つけ、それを応用する力、④資料やグラフを読み取り応用する力、の4点があげられます。

また、時間の使い方も重要になってきますので、知識問題や基本的な記述問題に関しては、速く正確に書くために反復練習が必要です。

そのためにも、基本から標準レベルの問題の解き直しを徹底しておきましょう。

また、現象の理由を聞かれるため、普段から「なぜこうなるのか」を考えながら問題を解く習慣も身につけておく必要があります。

適性検査Ⅰ(社会領域) 入試対策

社会科の基本的な知識や資料を読み取る力が求められます。

単なる知識の暗記量ではなく、「文章や資料から情報を読み取る力」と「奈良県民としての地域理解」が強く求められるのが特徴です。

記号選択問題に関しては、どの部分が間違っているかのマーキングの徹底が必要です。

資料の読み取りは、資料からわかることをすべてメモしたうえで、文章としてまとめる練習が効果的です。

記述問題が出されることも想定されるため、学習した語句を自分の言葉で説明できるようにし、国内外のニュースに対して興味や関心を持ち、自分の意見をまとめる練習を行うことが必要です。「国語力(速読・読解)」×「基礎知識」×「データ分析力」の総合的な力が求められます。

面接 入試対策

他の国公立中学校の面接と同じように、奈良市立一条高校附属中学校に入学してからの学習などに対する意欲や興味・関心などについて質問される傾向です。「なぜこの中学校に行きたいのか」や「中学校に入ってからどのようなことに取り組みたいのか」を事前にきちんと考えて準備しておく必要があります。

KECの一条高附中模試では、面接の試験において「この学校で自分が頑張りたいことは何か、1分以内で答えてください。」という内容も実施しました。直前の対策でも、小学校のときに頑張ったことや中学校に入ってから頑張りたいことを話す練習を行いました。面接の傾向が定まってきているので、想定問答集を作り、試験官に伝わるような発表ができるように準備をしておきたいところです。

一方、「奈良市立一条高校附属中学校に来てほしい生徒」として、「個性をもちながら他者とつながり、協働して課題に取り組むことができる生徒」を挙げていることから、奈良女子大学附属中等教育学校と同様、「仲間との協働」という観点で適性を見るためにグループディスカッションを行う可能性も皆無ではないので、準備しておくと安心です。

過去の入試対策ポイント


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