通知表で安心して大丈夫?小学生の家庭学習で見抜く“本当の学力”のサインとは

小4~小6 高校受験
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通知表は良いのに不安…その背景にあるものとは?

夏休みがはじまりました。お子さまはワクワクした気持ちで終業式を終えて帰ってくる一方で、「通知表はよくできているのに…」と不安を感じる保護者さまも少なくないのかもしれません。
成績としては問題ないのに、家庭での学習や宿題の取り組み方を見ていると、「本当に理解できているのかな?」と疑問が浮かぶことも。
実はこうした“なんとなくの不安”は、多くの保護者さまが感じているものです。

通知表はもちろん大切な評価指標ですが、それだけに頼ってしまうと、お子さまの学力が本当に身についているかどうかが見えにくくなることもあります。 では、本当に大切な「学力」とは一体なんなのでしょうか?

通知表だけではわからない「本当の学力」—実力テストや記述問題で見える差

通知表は、授業中の態度や提出物の状況、単元テストの結果などをもとに評価されます。
しかし、学校のテストは範囲が限られており、「覚えていれば解ける」内容になりがちです。

一方で、実力テストや記述問題になると、自分の言葉で説明したり、初めて見る問題に、覚えたことを応用したりする力が求められます。
このとき、「あれ? 思ったよりできていない…」と感じることがあるかもしれません。

特に高学年になると、思考力や表現力を問う問題が増えていきます。
そうした問いに自分の考えで答えられるかどうか。
これこそが、表面には見えにくい「本当の学力」の正体です。

家庭学習の落とし穴と改善法—「わかる」から「できる」への転換

家庭での学習が「ドリルをこなすだけ」「答えを写して終わり」になっていないでしょうか?
このような学習では、“わかったつもり”のまま終わってしまうことも少なくありません。

学力を伸ばすためには、「説明する」「使ってみる」「間違いから考える」といったステップが欠かせません。
たとえば、お子さまに「どうしてそう考えたの?」と聞いてみるだけで、理解の深さがわかります。

また、KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールでは、たとえわからない問題でも、繰り返し取り組むことで、「小さな成功体験」を積み重ね、「自信」を育てることを大切にしています。
「できた!」という実感が、学びへの前向きな気持ちを引き出し、通知表には表れにくい“実力”を自然と伸ばしていくのです。

「できた」と喜ぶ小学生

今日からできる家庭での見守り方

大切なのは、「点数」や「通知表」だけで安心せず、お子さまの“学びの中身”を見てあげることです。
「この部分、詳しく説明できるかな?」「考え方は合っているかな?」といった視点で声をかけてみると、日々の学習にも新しい気づきが生まれます。

本当の学力は、一朝一夕で育つものではありません。
だからこそ、家庭と学習の場が連携して、じっくり育てていくことが大切です。


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