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低学年の“イメージング力”を伸ばすと中学数学につながる理由
図形が得意になる子は、“イメージする力”を持っている
小学校低学年のうちは、まだ図形の学習に触れる機会はそれほど多くありません。しかし、実は小5になると算数のカリキュラムの約3割が図形に関する内容になります。中学受験や高校受験でも図形問題は頻出で、学年が上がるにつれて「図形が苦手」という壁にぶつかるお子さまも少なくありません。
そう考えると、「低学年のうちにどんな力を育てておけばよいのか」を意識することが大切です。たとえば、日常の身近な場面でお子さまがブロック遊びや折り紙を楽しんでいるとき――実はその中でも、頭の中で形を動かしたり、組み立てたりする“イメージする力”が育まれているのです。
空間認識力・イメージ化の重要性
算数の中でも特に図形分野は「頭の中で形を動かす力」が問われます。例えば「三角形を回転させるとどうなるか」「立方体を展開するとどんな形になるか」といった問題は、紙の上だけで考えるのではなく、目に見えない動きを想像する必要があります。これが、いわゆる“空間認識力”です。低学年のうちは計算や漢字のように目に見える成果が少ないため、つい後回しになりがちですが、遊びや学習を通じて少しずつ積み重ねることが大切です。早いうちから「頭の中でイメージできる」経験をしておくと、中学数学で必要になる図形や関数の理解にスムーズにつながります。
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家庭でできる工夫と玉井式で育てる“イメージする力”
では、ご家庭ではどのように“イメージング力”を育てればよいのでしょうか。例えば、積み木やレゴなどのブロック遊びは、完成形を思い描きながら組み立てることで自然に空間認識力を養います。折り紙も、平面から立体に組み立てていく過程で「立体を想像する」力が働きます。また、読んだお話を「絵にしてみよう」と声をかけるだけでも、文章から場面をイメージする練習になります。これらの取り組みを生活の中に少し取り入れるだけでも、“頭の中で想像する”習慣づけにつながります。
ただ、こうした力を学びに結びつけて体系的に伸ばすのは、家庭だけでは難しいこともあります。そんなときは、KECの「玉井式国語的算数教室」に目を向けてみませんか? 玉井式国語的算数教室は、アニメーションや文章を楽しみながら、図形や場面を頭の中でイメージしながら問題を解いていくカリキュラムが特徴です。具体物によってものごとを理解する低学年のお子さまたちにとって、ストーリー形式の映像は、文章を視覚化することで、文章題の立式をするためのイメージの手助けとなります。
また、図形の展開や断面図などイメージしにくい内容も、映像を使って学習することで、正確にそしてスムーズにイメージできるようになります。単に答えを出すのではなく、“目に見えないことを想像する力”を育てるので、図形だけでなく算数全体の理解が深まるのです。実際に「図形に苦手意識を持たなくなった」「自分で図を描いて考えられるようになった」というお声をいただいています。
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中学数学の準備は今から始められる
低学年のうちから、学習以外のさまざまな場面でも図形や立体に触れ合い“イメージング力”を養うことで、苦手意識をもつことなく、“空間認識力”を高めることができます。難しい教材でなくても、遊びや読み物の中で「想像してみよう」と声をかけるだけでも立派な第一歩になります。保護者さまが「今の時期からできることがある」と知っているだけで、お子さまの学びに前向きなサポートができます。
「もっとやってみたい」を育てよう!
もし「うちの子もイメージング力を伸ばしてあげたい」と感じられたら、玉井式国語的算数教室を体験してみるのも一つの方法です。授業の中で自然と“イメージする力”を育む仕組みを、ぜひお子さまと一緒に体感してみてください。KECでは無料体験の他にも、ご相談や資料請求なども随時受け付けていますので、お問い合わせください。
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