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新学年に向けて“読む力・考える力”を伸ばす!―小1〜小3で身につけたい3つの土台―
「読めているのに、分かっているのかな?」
「文章はスラスラ読めるし、計算もできている。けれど、内容を理解できているのかな?」 お子さまの音読や文章題の様子を見ていて、ふとそう感じたことはありませんか。
小学校1年生〜3年生の低学年には、学習が順調に見えていても、そのような見えにくいつまずきが見られることがあります。
実際に教室でも、文章はスラスラ読めていたのに、読み終えたあとに「どんなお話だった?」と聞くと、首をかしげてしまう……。そんな姿を見せるお子さまがいらっしゃいました。
伸び始めたきっかけは「読めた」ではなく「わかった!」
そのお子さまが変わり始めたのは、「正しく読むこと」を頑張るようになってからではありません。問題文を読んだあとに、頭の中で場面を思い浮かべることを意識するようになってからでした。
「このとき、登場人物はどんな気持ちだったと思う?」
「赤い星が5個、金色の星が16個あるとしたら、全部で何個になるかな?」
そんな問いかけを重ねるうちに、少しずつ、自分の言葉で考えを話すようになりました。
頭の中で場面を思い浮かべながら考える―いわゆる「イメージング力」がついてきたのです。すると、文章を読む場面でも、 「何について書かれているのか」 「どんな様子なのか」が分かるようになっていきました。

小1〜小3で身につけたい「3つの土台」
低学年のこの時期に特に大切にしたいのが、次の3つの土台です。
① イメージング力(場面を想像する力)
先ほどのように、文章を読みながら頭の中で場面を思い浮かべて考える力のことです。
この力が育つと、「何が起こっているのか」「何を聞かれているのか」が、自然と分かるようになります。
② 語彙力(言葉の引き出しを増やす力)
これは、単に「難しい言葉をたくさん知っている」ということだけではありません。考えたことや感じたことを、自分の言葉で表現するための“材料”をどれだけ持っているか、という力です。
語彙が増えると、「なんとなく分かった」や「うまく言えないけど…」という状態から、 「こういうことだと思う」「なぜなら〜だから」 と、自らの考えを整理して伝えられるようになります。
③ 学びに向かう姿勢(自分で考えようとする力)
分からないときに立ち止まらず、文章を読み返したり、場面を思い浮かべたりしながら、自分なりに考え続けようとする力です。
この力があることで、上記2つの力も、日々の学びの中で育ち続けていきます。
ご家庭でもできる、小さな関わりの工夫
こうした力は、ご家庭でのちょっとした親子の関わりでも育てることができます。
- 算数:「どんなお話の問題だった?」と場面を確認する
- 読書:「どんなところが面白かった?」と聞いてみる
- 英語:意味を覚えるより、音やリズムを楽しむところから始める
正解を急がず、「どう考えたの?」と、物事の過程に目を向けることが、こうした力を伸ばすポイントです。
春休み前は「学び方」を整えるタイミング
学年が上がる前のこの時期は、学習量を増やすよりも、「学び方」を整えるのにぴったりのタイミングです。
- 問題文を最後までしっかり読む
- 分からないときは、場面を思い浮かべてみる
- 考えたことを言葉にしてみる
こうした当たり前のようで大切なことの積み重ねが、新学年での安心感につながっていきます。

教室で見えている「伸びるお子さまの共通点」
授業の中で感じるのは、伸びるお子さまほど「考えること」を楽しんでいるという点です。
「読む・考える・表現する力」は、国語の学びの中だけで育つもの、というイメージを持たれることが多いかもしれません。
けれど実際には、国語の時間に限らず、文章を読んで「どんな場面かな?」と考えたり、「今、何が起こっているんだろう?」と想像したりする経験の積み重ねが、お子さまの力を伸ばしていきます。
たとえば、算数の文章題もそのひとつです。
物語のような問題文を読み、状況を思い描きながら考えることで、イメージング力が育ち、「どう考えたのか」「なぜそうなるのか」を言葉にする力も少しずつ伸びていきます。
KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールでは、こうした「わかった」「できた」という実感を大切にした学びを行っています。
また、玉井式国語的算数教室では、算数の文章題を入り口に、イメージング力や語彙力を育てていきます。
そして身についた力が、国語の読解や、他の教科の理解へと少しずつ広がっていくことを目指しています。
低学年の今だからこそ、できることがあります
「まだ低学年だから大丈夫」と思いがちな今の時期こそ、学びの土台を育てる大切なタイミングです。
もし保護者さまが、
「この子に合った学び方を知りたい」
「文章の読み方や、考え方がどんなふうに育っているのかを実際に確認してみたい」
と感じられたら、それは、お子さまの学びが一歩進む合図なのかもしれません。
KECでは、教室の雰囲気や授業の進め方を体験していただける機会もご用意しています。新学年を安心して迎えるための一歩として、気軽に学びに触れてみてください。
お子さまの「わかった!」という笑顔が、これからの学びを支えてくれるはずです。
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