【教室便り】新大宮教室
【合格体験記】自分の弱さにも、未来にも、まっすぐ向き合った春。
今回ご紹介するのは、郡山高校 普通科に合格した生徒さんの合格体験記です。
中学入学当初は「中堅高校でいいかな」と思っていた彼女。
そこから自分と向き合い、一歩を踏み出した瞬間から、大きな成長が始まりました。
きっかけは、春に行われたKECのイベント「春スペ」。
自分の将来や成績について真剣に考える中で、「このままじゃダメだ」という危機感を抱いた彼女は、言い訳をせずにすぐ行動に移しました。
自習室に通い始め、授業後にも残って勉強を進め、ノートの取り方や復習の仕方も改善。
すると、みるみる成績が伸び、自然と志望校のレベルも上がっていきました。
そんな彼女の変化は周囲の生徒にも刺激を与え、クラス全体が「受験生としての空気」に切り替わるきっかけにもなりました。
ここからは、彼女自身の言葉で綴った合格作文をご紹介します。
「初めの一歩が超大事」
氏名 K.Yさん
合格校 郡山高校 普通科
奈良学園高校 文理コース
私は中学校に入学してすぐの頃、塾も学校の授業もあまり真面目に聞いておらず、基礎ができていない状態で成績もとても良いとはいえるものではありませんでした。三年生の春にやっと尻に火がつき、授業後すぐに宿題をしたり、授業中にメモをとって復習に使うなどして勉強の仕方を改善することで変わったという実感がなくても夏頃にはリアル入試などから成長を感じることができるようになりました。この経験から私にとっては勉強は第一に質、その次に量が必要なのではないかと感じるようになりました。
私立高校受験が終わった頃には少し心に余裕ができ、このまま公立も行けるのではないかなど甘い考えをするようになっていました。しかしそれは大間違いです。私立と違って公立は内申点も加わることは中学1年生の頃からずっと言われていました。しかし私は公立の過去問を解きなおし始める前、受験一か月前まで内申点など大きな差ではないと見くびっていました。実際に過去問を解いてみると、一点を上げることがどんなに大変かをひしひしと感じ、内申点が少ないことがとても悔しくなりました。結果的には合格できましたが、とても苦しかったので初めからコツコツと勉強し、評定を取り、安定した状態にすることが大事だとわかり、大学受験でも必要なことなので高校受験からはこれからにつながる学びをたくさん得ることができたらと思います。
誰よりも早く“受験生になる”という覚悟を決めた彼女。
春スぺでの気づきから、その日のうちに行動に移し、改善し、継続する——
それを「自分の意志」でやり抜いた姿に、私たちスタッフは何度も心を打たれました。
口で「頑張る」と言うことは簡単です。
でも、それを自分の手と足で続けられる人が、どれだけいるでしょうか?
彼女はそれをやり遂げたひとりです。
そして、何よりも印象的だったのは、自分の成長に驕ることなく、仲間とともに励まし合い、時には引っ張ってくれるような姿勢。
彼女が受験期に見せてくれた姿勢は、KECが大切にする「人間大事の教育」の一つの理想形だったと思います。
これからもその強さで、新しいステージを楽しんでいってくれると信じています。
本当に、おめでとう!
彼女が大変身を遂げた「春スぺ」、今年も開催します!
◆そろそろ「受験生にならなきゃ」と焦っている
◆部活などで、仲間と一緒の方が頑張れた経験がある
◆変身できるきっかけを待っている
心のどこかでこんな想いを抱えている皆さん!
その一歩、KECゼミナールの仲間と一緒に踏み出してみませんか?