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【つながるKEC】~全員でつかんだ合格~
【つながるKEC】では、KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールに通塾いただいている生徒と講師・教室スタッフとの間で生まれた、特別なエピソードをご紹介。
今回はKECゼミナール王寺教室に通い、保護者様・教室スタッフ・そして受験した本人が一丸となり、帝塚山中学校の合格を掴んだ出来事をお伝えします。
KECゼミナール王寺教室に通い、帝塚山中学校に合格。
KECゼミナール王寺教室に小学4年生からKEC生の久保田桃都さん。
2022年度内部進学入試において、帝塚山中学校の中でも合格が難しいとされるスーパー選抜クラス(女子英数)に見事合格。
合格の影には、桃都さん自身の合格への強い思いと保護者さま・王寺教室チーム一丸となったサポートがあった。
中学受験に向けてKECを選んだきっかけとは?
小学4年生の夏頃、中学受験に向けて塾を探し始めた桃都さんとお母さま。
塾選びの際に桃都さんのお母さまが心に決めていたのは、「桃都さん自身が行きたいと思った塾を選ぶ」ということだった。
「受験をする本人が行きたい!と決めた塾であれば、受験本番まで本人の気持ちが揺れることなく頑張れる」といった経験をママ友から聞いていたそうだ。
しかし、家の近くの3つの塾で入塾テストや説明を受けるも、なかなか桃都さんが行きたいと思える塾には出会えなかったそう。
そんな中、最後に訪れたのがKECゼミナール王寺教室だった。
王寺教室で入塾テストを受験し、塾の説明・テストの振り返りをスタッフから受け、教室を出た。
その時に、桃都さんが「ここの塾に行きたい!」と言ったという。
お母さまもその言葉を聞き、即決。
桃都さんはこの時、「王寺教室の先生の教え方が分かりやすかったのと、雰囲気が好きだ」と感じていたそう。
この時担当した王寺教室のスタッフに教室の雰囲気づくりで心がけていることはあるかと聞いたところ、「日ごろから楽しく、双方向の授業を行うことを心がけている」という。
また塾生を叱る際は、テストの点数が低くて叱るといった成績面で叱ることはせず、普段の勉強に対する姿勢や約束したことができていなかった際に叱るようにしているとのこと。
そういった学習・生活態度も大切にしている雰囲気が桃都さんに合っていたのかもしれない。
こうして王寺教室での受験勉強が始まった。
順調なスタートで成績上位にも。
帝塚山小学校は、内部進学であっても全員受験。
同じクラスの友達は、小学3年生ごろから塾に通っている方も多かったそう。
スタートが遅れたかのように思えた桃都さんだったが、もともと勉強が好きだったこともあり、塾内で成績上位を獲得。
当時、授業や面談を担当していたスタッフからみた桃都さんは、
「内部進学からの受験となると少し気が緩む生徒も多いが、桃都さんは向上心があり他の子に負けないよう頑張っていた」
とやる気のある塾生だったと語る。
順調のように思えた桃都さんだったが、やはり受験では苦労もあったという。
一筋縄ではいかなかった受験。
帝塚山中学校の内部進学入試は、テストが2回行われる。
桃都さんは1回目の点数が、スーパー選抜コースの合格ラインに達していなかったという。
ただ王寺教室のスタッフは、2回目のテストで桃都さんはしっかり点数を取り、必ず合格できると伝えていたという。
なぜ王寺教室のスタッフは、合格を確信していたのか?
そこには、普段の桃都さんの努力や上のコースに行きたいという強い思い。
そして保護者さまのサポートなどを見てきたからだという。
全員のサポートと本人の強い思いで掴んだ合格。
王寺教室スタッフが伝えていた通り、2回目のテストでしっかりと点数を獲得し、合格を掴んだ桃都さん。
お母さまは、桃都さんが受験勉強に専念できるよう様々なサポートを行っていた。
桃都さんが受験に専念できる環境づくりを心がけることはもちろん、学習面でも200ページもある算数プリントをコピーし、桃都さんが間違えた問題をチェック、苦手分野を分析、何度も苦手な問題を取り組めるようにしていたという。
また、王寺教室の存在も大きかったと桃都さんとお母さまは語る。
時間を守らない桃都さんの姿勢に対し、「塾をやめたら?」と叱ったことがあった。
その際に桃都さんは泣きながら「絶対にやめたくない」と言ったそうだ。
お母さまはその姿を見て驚いたという。
「ここまで強く思わせてくれる王寺教室に感謝」
と仰っており、王寺教室に信頼を置いてくださっていた。
さらに入試1回目のテストで合格点に届いていなかった時、桃都さんはあきらめることなく2回目に向けて勉強に励んだという。
こうした桃都さんの「上のコースに行きたい」という強い思い、そして周りのサポート。
最後まで誰一人あきらめなかったことが、今回の合格につながったのだろう。
これから中学受験をされる方々へ
見事、強い思いで一番上のコースで合格された桃都さん、そしてお母さまにこれから中学受験を経験される方々にアドバイスを聞いた。
桃都さんは、
「小学校からの内部進学で、受験本番は知っている子たちに囲まれてテストを受けたから緊張はなかったが、他の受験は違うと思う。だからこそ模試などを通して、緊張に慣れておいたほうがよいと思う。また何度も問題に取り組んだり、解きなおしをすることが大事。」
と教えてくれた。
お母さまは、
「子どもにとって落ち着ける環境づくりを心がけること。学習面では、プリントをコピーするなど勉強に取り組みやすいよう準備をすること。」
と仰った。
王寺教室スタッフ・お母さまのサポート、桃都さんの頑張りで様々な苦労を乗り越え、手にした合格。
この経験は10年・20年先にも続く自信となるはずだ。