合格体験記
奈良市立一条高等学校附属中学校 合格
KECの授業では、はじめは基礎知識の習得から入るので自分が元々持っていた力でまあまあやっていける成績を取っていました。しかし、冬期受験強化特訓の最終日、不合格が知らされて、「自分はまだ努力をしていなかったんだ」と、やっと自分の状態に気が付くことができました。「今までの努力はかりそめの努力だった」と確信し、これからでも巻き返すことができる、と思い、やっと本気になれました。まず、普段いかなかった夜の自習室に行くようになり、やることがなくなることもありました。しかし、その時は、一度解きなおした問題をまた解きなおすようにし、今までと比べ物にならないくらい努力しました。
そして、第一志望の奈良女子大附中の本番になり、僕なら大丈夫と思い、いざ始めると形式が変わっていて、頭の中が真っ白になりました。その試験で不合格と知った時、僕はやっぱり無理なんだと落ち込み、大号泣しました。その時、先生からの「気持ちがハイなままだと一条は受けられないよ」という助言をもらい、一条に挑みました。そこで合格をいただき、まっすぐに周りからの後押しのおかげだと思いました。
僕は、受験を通して、後ろを振り向かず、前だけを見ることを学びました。この学びは、受験だけでなく、人生のすべてを良くしてくれる学びだと思います。人生1回の中学受験を経験させてくれてありがとうございました。