奈良県立国際中学校が2023年新規開校!

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※2022年10月24日更新

奈良県立国際中学校

2022年3月21日(月・祝)に奈良県文化会館にて、「奈良県立国際中学校(仮称) 学校説明会」が実施されました。説明会には、13時30分~14時30分と、15時~16時の全2回開催され、各回ともに150名が参加。

また2022年7月17日(日)に奈良公園バスターミナル レクチャーホールにて、「奈良県立国際中学校 学校説明会」が実施され、10時~12時と、14時~16時の全2回開催し、各回250名が参加しました。

説明会では、奈良県立国際中学校のグランドデザイン、教育、募集方法などについて説明が行われました。

奈良県立国際中学校とは、どういった学校なのでしょうか?
説明会の情報をもとに奈良県立国際中学校についてご紹介していきます。

さらに、KECが奈良県立国際中学校を独占取材した動画も一部公開中!

ぜひ最後までご覧ください。

目次

※本記事は、2022年3月21日・7月17日に開催された説明会をもとに作成しております。

  1. 奈良県立国際中学校とは?
    1. 学校概要
    2. 学校の使命
    3. 育てたい力と生徒像
    4. 国際中の授業について
    5. 求める生徒像
  2. 奈良県立国際中学校の生徒募集(入試)について
  3. KECが奈良県立国際中学校を独占取材!
  4. 奈良県立国際中学校を目指す方々へ!
  5. お問い合わせはこちら

奈良県立国際中学校とは?

奈良県立国際中学校 概要

2023年4月に奈良県立国際中学校が、新しく開校します。

併設型の中高一貫校で、学ぶ場所は奈良県立国際高等学校と同じ場所になります。

また奈良県立国際中学校に入学した生徒は、入学者選抜を受けずに、奈良県立国際高等学校へ進学することができます。

奈良県立国際高等学校
住所

〒631‐0008
奈良県奈良市二名町1944‐12
(学研奈良登美ヶ丘駅より徒歩約18分)

奈良県立国際中学校の使命

『ミライを創るのはわたしたち ~For a better and more peaceful world~(よりよい平和な世界のために)』

奈良県立国際中学校は、社会で起こっていることに目を向けて、色々な人と一緒に取り組む生徒(つまりグローバルな人材)を育てることを目指しています。

「グローバルな人材がとる行動」にもとづき、以下のような生徒を育てていくことを目標としています。

  1. 「なぜ?」を大切にして、自ら進んで学び、考え、表現する力をもつ生徒を育てる
  2. 文化や考えの違いを楽しみ、自分やまわりの人を大切にしながらつながる生徒を育てる
  3. 健やかな心と体で、失敗を恐れずチャレンジする生徒を育てる

奈良県立国際中学校を通じて育てたい力と生徒像

グローバルな人材を育てるために、「育てたい力」と「生徒像」は以下の通りです。

「心と体のバランスを大切にする」

探求力:学んだことを活かして困りごとを解決する力、知識を活用し課題を解決する力

協働力:協力・協働して互いに高め合う力

挑戦力:試練を克服し前進する力

創造力:新たなアイデアを生み出す力

寛容さ:文化や考えの違いを大切にする力

キャリアデザイン力:進路に向けて行動を起こす力

奈良県立国際中学校での学びについて

国際バカロレア(IB)を用いた学び

奈良県立国際中学校の一番の特徴となるのが、「国際バカロレアプログラム」を用いた学びです。

国際バカロレア(IB)の中のMYP(ミドル・イヤーズ・プログラム)を用いた学びを実施していく予定です。

※ 国際バカロレア(IB)、MYPとは?

IBとは世界共通の教育プログラム(カリキュラム)のこと。
国際バカロレアの中のディプロマ・プログラム(DP)は資格試験に合格すれば海外大学進学の資格にもなります。

MYPとは国際バカロレアの中のプログラムの一つ。
日本の中学校で学ぶ内容に値するカリキュラムです。

奈良県立国際中学校はこのMYPを2023年~2025年に試行し、2026年にMYP認定校となることを目指しています。

奈良県立国際中学校の授業科目

授業は一般的な中学校と同じ科目を実施していきますが、科目の名称が少し異なります。

<奈良県立国際中学校の授業科目>

  • 言語と文学(=国語)
  • 言語の習得(=英語)
  • 個人と社会(=社会)
  • 理科
  • 数学
  • 芸術
  • 保健体育
  • デザイン

MYP(ミドル・イヤーズ・プログラム)では、母語を大切にしています。

そのため全ての教科を英語で実施するわけではありません。

また教科書は一般の公立中学校と同じ教科書を用いますが、授業の進め方が異なります。

説明会では、すでにMYPを用いた学びを実施している学校の授業例が挙げられていました。

奈良県立国際中学校の一日

  • 始業時間:8時35分。
  • 1日7限が基本。1限45分。
  • 終業時間:15時35分。

説明会では、授業時間割例が紹介されておりました。

奈良県立国際中学校では、給食の提供はなく、購買の利用が可能とのことでした。

部活動は、現在検討中とのことです。

奈良県立国際中学校が求める生徒像(アドミッションポリシー)

  • 社会で起きていることに興味・関心をもち、知識を使って豊かな思考・表現ができる。
  • 思いやりの心をもち、他の人との対話を楽しむことができる。
  • 何事にも粘り強く取り組み、目標をもって学び続けようとしている。

奈良県立国際中学校では、上記の3つを学校が求める生徒像としています。

これらは奈良県立国際中学校が育てたい力や、国際バカロレアが掲げる「10の学習者像」を踏まえて定められました。

奈良県立国際高校の教育について

中学校卒業後の進学先となる奈良県立国際高校

奈良県立国際高校では、以下の4つの柱で学びを深めていきます。

①ICT

一人一台iPadを使用。
自習時間、プレゼン、授業内で調べたり、宿題(オンライン上で提出)などiPadを用いて学習を進めています。

②グローバル探求

地球規模の課題について探究活動を実施していきます。

③英語

英語の授業は、ネイティブ教員による少人数、習熟度別、オールイングリッシュで実施。
週に約7時間も英語の授業が行われています。

④世界の言語

国際高校では、「中国語」「韓国語」「スペイン語」「フランス語」「ドイツ語」の5つの言語・文化を各8時間ずつ1年次に学習、2年で好きな語学を選ぶことができます。

奈良県立国際中学校の生徒募集(入試)について

※2022年7月17日(日)実施説明会の情報を掲載しております。

奈良県立国際中学校
生徒募集概要

【クラス数】2クラス

【募集人員】70名

【通学区域】奈良県全域

【検査方法】適性検査1~3

※募集人員について、70名以外に海外からの編入学等で10名程度を受け入れ予定。またそのうち5名は国際選抜で募集。

奈良県立国際中学校開校にあたり、今後国際高校の募集人数が縮小しますが、引き続き他の中学校からの募集は継続する予定との発表もありました。(※3月説明会での発表)

英語検定等の資格を用いて加点することは、現在検討されていません。

またサンプル問題も事前に公開されない予定です。

奈良県立国際中学校の入学者選抜の主な日程

入学願書等の出願1月23日(月)、24日(火)
※郵送は、1月16日~20日
適性検査の実施1月28日(土)
合格者の発表2月2日(木)

適性検査は、奈良県立国際高等学校にて実施されます。

また、10月16日(日)に、オープンスクール・授業体験を実施予定とのことです。

適性検査について

検査等時刻
集合9:00
点呼、諸注意、検査場への入場9:00~9:40
適性検査1(40分間)9:40~10:20
休憩10:20~10:40
適性検査2(40分間)10:40~11:20
昼食11:20~12:20
適性検査312:20~

検査内容

<適性検査1>
主として言語や社会に関する内容とし、文章や資料(図表、地図、グラフ等)を読む力、自分の考えをまとめて言語で表現する力等をみます。(40分:100点満点)

<適性検査2>
主として自然や数理に関する内容とし、筋道立てて考える力、数理的に処理する力、観察や実験等から課題を解決していく力等をみます。(40分:100点満点)

<適性検査3>
個別面談形式で、日本語及び英語によるやり取りを行い、学ぶ意欲や、思考力、判断力、表現力等をみます。(5分程度:50点満点)


適性検査で出題される問題のほとんどが、字数が多い文章を読ませる形式のため、読解力が必要です。

記述式の問題が多いのも特徴です。

説明会では、青翔中学校が適性検査を用いている入試形式として例に挙げられていました。

適性検査問題を解くために必要となる力は次の3つ。

  1. 『認識する』…問題の設定やテーマを把握し、情報・資料を読み取る。
  2. 『考える』…情報を整理し、論理的に考え、自ら解決方法を創造し、決定する。
  3. 『答える』…問題の条件を満たし、読み手に伝わるような答案を構成し、表現する。

受験生は、事前に適性検査の出題形式に慣れておかないと、本番で戸惑うことが予想されます。

奈良県立国際中学校
参考動画・資料

(参考:「(仮称)奈良県立国際中学校 学校説明会」動画 2022年3月28日公開)

(参考:「奈良県立国際中学校 学校説明会」動画 2022年7月29日公開)

参考:令和5年度奈良県立国際中学校入学者選抜実施要項 2022年9月22日)

奈良県立国際中学校のグランドデザインについて
奈良県立国際中学校のアドミッションポリシーについて

(資料引用:教育委員会 企画管理室/教育政策推進課「(仮称)奈良県立国際中学校の学校説明会について」2022年4月7日)

KECが奈良県立国際中学校を独占インタビュー!

奈良県立国際中学校独占インタビュー

2023年に新設される奈良県立国際中学校について、奈良県立国際高等学校の中尾校長と在校生に独占取材を行いました。

取材では、

  1. 学校説明
    国際中学校とは?/国際中学校の学び/国際中学校の強みなど
  2. 校長先生へインタビュー
    求める生徒像は?/入試について/入試に向けて準備しておくことは?/面接ではどのくらいの英語力が必要?など
  3. 在校生へインタビュー
    学校生活について/記憶に残る取り組み/生徒と先生の距離感は?/在校生からのメッセージなど

を実施し、奈良県立国際中学校について詳しくお伺いしてまいりました。

以下のボタンから、独占取材の一部、「学校説明」の様子をご覧いただけます。

校長先生インタビュー・在校生インタビューについては、以下からお問い合わせいただいた方のみご覧いただけます。

ぜひお気軽にお問合せ下さい。

★フル動画をご希望の方

以下から、「奈良県立国際中学校 独占取材動画希望」とご記入いただきお問い合わせください。

奈良県立国際中学校を目指す方々へ!

KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールは、国公立中学合格実績【関西No.1】と確かな指導ノウハウがあります。

また奈良県立国際中学校に近い適性検査が予想される奈良県内の公立中高一貫校である青翔中学校・一条高校附属中学校への合格者数が【全国No.1】と合格のための土台がKECにはあります。

ぜひ、KECで奈良県立国際中学校を目指しませんか?

KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールお問い合わせ

国公立中学合格実績関西No.1!
KECの中学受験指導

KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールの集団授業の様子

【指導ノウハウ1】表現講座

「表現力」養成の専門授業をKECでは開講しています。「表現力」を身につけるために必要な以下の3つの力を養います!

  1. 本文や複数の資料から示される事実を正確に読み取る「読解力」
  2. 自分の意見やその理由を的確に伝える「伝達力」
  3. 質問や反論に対して瞬時に解答を導くことができる「現場思考力」

【指導ノウハウ2】添削指導

合格答案の作り方をマスターするために、KECの授業は常に答案作りも意識しています!

文章や図、式によって人に伝える力を指導します。

また、字数制限や空白の広い解答欄に的確に解答する力を添削指導により育んでいます。

【指導ノウハウ3】映像授業とAI

分かるようになるまで「映像授業」で繰り返し、何度でも学び直します。

分かりやすさを追求した高品質な映像授業のため、分からない単元や問題がある場合も、何度も繰り返し視聴することで理解できるように。

理解した上で次の単元に進むことにより、基礎学力の向上を図ります。

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生徒一人ひとりの誤答、解答時間をAIが分析し様々な形式で出題。

基礎基本の確実な定着を時間と場所を選ばずに、実現します。

さらに学習状況は可視化され、生徒自身が目標をもって楽しく取り組めます。

令和5年度(2023年度) KECの中学受験合格実績

ぜひこちらからご覧ください。

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