奈良の国公立中4校を一度に知る──「国公立中を知ろう!」イベントレポート

小3中学受験小4小5小6イベント報告
小3中学受験小4小5小6イベント報告

7月4日(土)の朝、KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールでは、昨年に引き続き「国公立中を知ろう!」イベントを開催しました。

会場は奈良公園バスターミナルにあるレクチャーホール。
午前中は天候にも恵まれ、奈良県内の国公立中学受験を検討されている多くのご家庭にご参加いただきました。

本イベントは、奈良女子大学附属中等教育学校、一条高等学校附属中学校、奈良県立国際中学校、奈良教育大学附属中学校の先生方から、各校の特色や学びの内容を直接聞くことができる説明会です。

「国公立中に興味はあるけれど、各校の違いが分かりにくい」
「わが子に合う学校を、どのような視点で見ればよいか知りたい」
「私立中だけでなく、国公立中も含めて受験校を考えたい」

そうしたご家庭にとって、4校の説明を一度に聞き比べられる貴重な機会となりました。

(昨年の開催レポートはこちら

学校選びの視点が広がる、国公立中4校の説明会

奈良県内には、魅力ある国公立中学校が複数あります。

ただ、それぞれの学校が大切にしている学びや、入学後に育てようとしている力は同じではありません。
同じ「国公立中」といっても、学校ごとに教育方針、授業の特色、行事、探究活動、入試で求められる力には違いがあります。

だからこそ、パンフレットやホームページだけで判断するのではなく、学校の先生方の言葉で直接説明を聞くことが大切です。

今回のイベントでは、各校の説明を通して、国公立中が共通して大切にしている「主体性」「探究」「協働」「多様性理解」といったキーワードが見えてきました。
そして同時に、4校それぞれの個性や魅力もはっきりと感じられる時間となりました。

奈良女子大学附属中等教育学校──
自分で考え、自分で動く力を育てる伝統校

最初にご登壇いただいたのは、奈良女子大学附属中等教育学校です。

100年を超える伝統を持つ学校として、自分で興味を持ち、自分で考えることを大切にしていることが紹介されました。
その象徴として語られたのが、文化祭や自主的な課外活動です。

生徒自身が考え、動き、仲間と協力しながらつくり上げる経験は、学校生活の中だけでなく、その先の進路にもつながっていきます。
高校時代の活動を活かし、総合型選抜や学校推薦型選抜で進路を切り開く生徒がいることも紹介されました。

また、国際交流やスーパーサイエンスハイスクール(SSH)など、興味関心に応じて学びを深められる環境についてもお話がありました。
生徒一人ひとりの「やりたいこと」が違っていてよい。むしろ、その違いを尊重しながら学びを広げていく学校であることが伝わってきました。

説明の中では、フォロワーシップやネガティブ・ケイパビリティといった言葉も取り上げられ、これからの時代に必要な力について考える時間にもなりました。

一条高等学校附属中学校──
新しい校舎で広がる、文理統合型の学び

続いてご登壇いただいたのは、一条高等学校附属中学校です。

説明では、Arts STEM(文理統合型)教育や探究フロンティアの学びについて紹介がありました。
プログラミング、アントレプレナーシップ、民間の方々と連携した学びなど、学校の中だけで完結しない学習が展開されていることが印象的でした。

また、技術デザインの学びでは大学との連携もあり、論理的に考え、相手に分かりやすく説明する力を育てていることが紹介されました。
ディベートや英語力の育成、外国人や日本人による授業、オールイングリッシュの授業など、ことばを使って考えを伝える場面も多く用意されています。

さらに、ICHIJO AI LABや、新校舎の共用スペースを活用した学びについても説明がありました。
芸亭文武館や武道館など、学校の施設や学習環境に関する紹介もあり、会場の保護者さまが大きくうなずきながら話を聞かれている姿が印象的でした。

奈良県立国際中学校──
答えが一つではない課題に向き合う学び

3校目は、奈良県立国際中学校です。

「学びとは何か」「中高で何を期待するのか」という問いからお話が始まりました。
国際バカロレアという世界水準の教育プログラムについて、そしてミドルイヤーズプログラムとディプロマプログラムの両方に関わる学びについて説明がありました。

授業では、生徒同士で話し合う場面が多いこと。
定期テストの代わりに、レポートやプレゼンを通して学びを表現すること。
答えが一つではない課題に向き合い、自分なりに考え、相手に伝えること。

そうした学びの中で、批判的思考力、主体性・行動力、英語力などを育てていくことが紹介されました。

また、自ら考える奉仕活動や、先生が一方的に正解を教えるのではなく、生徒を伸ばすファシリテーターとして関わることについてもお話がありました。
これからの学び方や学校選びについて、保護者さまにとっても考えを深める時間になったのではないでしょうか。

奈良教育大学附属中学校──
探究とESDを大切にする3年間

最後にご登壇いただいたのは、奈良教育大学附属中学校です。

開校80周年を迎える学校としての歩みや、インスタグラム・ブログでの情報発信、ユネスコスクールとしての取り組みなどについて紹介がありました。

1・2年生合同で行う奈良めぐり、5つの教育目標、そして探究とESDを大切にした学び。
ESDとは、地球規模の課題を自分事として捉え、持続可能な社会づくりにつながる価値観や行動力を育む教育を実践すること。

奈良教育大学附属中学校は3年間の中学校でありながら、その先の高校での学びにもつながる視点を大切にしていることが伝わってきました。

高1での探究基礎、高2でのフィールドワーク、高3での研究発表といった流れも紹介され、中学での学びが将来の学びへどうつながっていくのかをイメージできる時間となりました。

KECからのご提案──
国公立中合格に向けて、家庭と塾で育てたい力

4校の学校説明の後は、KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールより、「KECとご家庭で育む思考力・表現力・主体性」をテーマにお話をさせていただきました。

国公立中で求められる力は、単に知識を覚える力だけではありません。
「なぜ?」と考え続ける思考力。
自分の考えを言葉にして伝える表現力。
行事や活動にも前向きに取り組み、自分でやり遂げようとする主体性。

今回ご登壇いただいた4校にも、それぞれの教育理念があります。
その中で共通して見えてきたのが、主体性、探究、協働、多様性理解といった力でした。

KECでは、そうした力を育てるために、日々の学習の中でも計画性と学習姿勢を大切にしています。
KECオリジナル学習計画手帳「Road Map」を使い、先を見通して学習する力や、目標から逆算して行動する力を育てること。
また、アナログとデジタルのバランスを取りながら、KECまなびシステムやモノグサといったICTなども活用し、学習内容の定着を図ること。
そして、KEC八訓・志学館八訓を通して、学びに向かう姿勢を育てていくこと。

さらに、夏休みに向けたご家庭でのサポートとして、次のようなお話もしました。

「今日はKECで何をしたの?」と聞くこと。
Road Mapを親子で共有すること。
できたことを認め、ほめること。

ご家庭での声かけが、お子さまの自信ややる気につながります。
受験は、塾だけで完結するものではありません。
KECとご家庭が同じ方向を向いて、お子さまの学びを支えていくことが大切です。

参加者アンケートより

イベント後に実施したアンケートでは、多くの保護者さまから高い評価をいただきました。

各学校からの説明に対する満足度は96.4%。
KECからの説明についても、92.8%という結果でした。

また、参加者の方からは次のようなお声もいただきました。

・「各学校で特色が違っていたので参考になりました」
・「分かりやすかった」
・「とても貴重なお話をありがとうございました。」
・「毎回塾が楽しみと言って、通っている姿に驚いています。ありがとうございます。」

4校の説明を一度に聞くことで、それぞれの学校の違いが見えやすくなり、志望校選びをより具体的に考えるきっかけになったのではないかと感じています。

「国公立中を知ろう!」で得られる3つのこと

1. 4校の違いを一度に比較できる

各校の説明を別々に聞くと、どうしても比較が難しくなります。
しかし今回のように同じ日に4校の説明を聞くことで、それぞれの学校が大切にしている学びや、育てたい生徒像の違いが見えやすくなります。

2. 学校選びの視点が広がる

偏差値や通学距離だけでは、学校選びは決めきれません。
どのような授業が行われているのか。
どのような行事や活動があるのか。
どのような力を育てようとしているのか。

先生方の言葉を通して、学校選びの視点が広がることも、このイベントの大きな価値です。

3. 夏に向けて、家庭でできることが見えてくる

受験学年にとっても、これから受験を考える学年にとっても、夏は大切な時期です。
今回のKECからのご提案では、家庭での声かけやRoad Mapの活用など、すぐに実践できる内容もお伝えしました。

「何をすればよいか分からない」から、「まずこれをやってみよう」へ。
イベント後の一歩が具体的になることも、参加いただく大きなメリットです。

次回開催に向けて

「国公立中を知ろう!」は、奈良県内の国公立中学受験を考えるご家庭にとって、学校選びの視野を広げるイベントです。

各校の特色を知ること。
お子さまに合う学校を考えること。
受験に向けて、家庭でできるサポートを知ること。

そのすべてを、1つの会場でまとめて考えられる機会となりました。

今回ご参加いただけなかった方も、次回開催の際はぜひご参加ください。
KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールでは、これからもお子さまの進路選択と学びを支える情報をお届けしてまいります。

本気で楽しむ!本気を楽しむ!だから勉強が好きになる

KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールでは「うれしぃ! たのしぃ! KECぃ! 〜本気になるから自信が育つ〜」 を合言葉に、子どもたちが毎回ワクワクしながら通塾できる教室づくりを大切にしています。

季節行事と学びを掛け合わせたワークショップや、友達と協力して課題に挑む探究プログラムなど、“塾に行くのが楽しみになる” イベントを年間を通して多数開催。

だからこそ、KECが好きになり、自然と学ぶ意欲も高まっていく──
そんな好循環をこれからも育んでいきます。

KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールでは随時イベント情報を発信していますので、ご興味のある方はぜひお早めにお申し込みください。

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KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールでは、無料体験授業を随時開催しています。
学びも遊びも全力投球な教室を是非お気軽にご体感ください。

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