【教室便り】奈良教室:中学生
小学生 中学生
「ヒガシです!③」
英語が苦手な子を持つお母さん、お父さんへ ②
ケース1 be動詞の文と一般動詞の文が区別できない!
期末テストの答案を見た母、
「何なのこれ。Are you have a book? ×
ありえないわ。あー、もうこの子英語センス、ナッシング。
絶対にお父さん似やわ。何年、英語教室通わせたと思っているの。」
多少の脚色はお許しください。生徒からの表現はもっとすごいケースも・・・。
ネイティブにとっては小学校就学前の文法事項です。母の怒りと落胆は当然です。私の授業でもかなり気を使い対策をします。しかし、この手のミスは意外と発生率が高いのです。正直なところがっかりします。
しかし、このケースは絶対に叱ってはいけません。
グッとこらえて練習させましょう。そして頑張ったらほめてあげましょう。
理由・考察・打開策
① 中1英語の乗り越えるべき大きなハードルの一つなので、大人が考えるより何度も間違えます。ここで、簡単な文法なのにと叱ってしまうと苦手意識が生まれてしまいます。
② 原因は「書く練習が不足」しているからです。最近は英会話教室でも英文を書く練習を取り入れていますが、英語を書く時のルールは意外と定着していません。英語に自信があった生徒が、その自信を失うきっかけにもなります。
③ be動詞、一般動詞のみの問題では正解できますが、混在すると急にミスが多くなります。これは一般動詞の認識が甘いからです。その動詞の音ではなくてスペルとしての認識です。
④ 打開策は一般動詞の文を大量に書き、その文の主役である一般動詞と友達にさせる。次に疑問文、否定文の練習。最後にbe動詞の文が混ざった問題を解かせる。このとき、間違っても叱らず、何度も添削する。
※思春期の彼らに反復練習させるのは辛いですよね。
「ヒガシ、うざい!」と思われながら頑張っています。(;^ω^)