【教室便り】桜井教室:小学生
小学生 中学生
徹底的にするのは大変・・・でも1番大切なこと!!
中学生のみなさんは学校の定期テスト前ですね。
日程の早い子は、もうテスト数日前です。
ここでちょっとあらためて定期テストの勉強の仕方の話をしたいと思います。
「え!今ごろそんな話をされても!」と思うかもしれません。
でも安心して下さい。
焦らずに、今から取り組んでくれれば間に合うことです。
小学生のみなさんは「中学生の試験の話なら関係ないか」ではないんですよ。
小学生のみなさんにも関係のあることなので
しっかり読んで今自分がすれば良いこと、しなければならないことを見つけましょう。
さて、みなさんはテスト前にどれぐらい勉強するでしょうか?
100時間でしょうか?200時間でしょうか?

「どれぐらい」と聞かれると大抵は「何時間?」と考えるでしょう。
でもここで聞きたいのは「何冊?」ということです。
もっとわかりやすく質問すると
「何冊の教材を完璧にしますか?」ということです。
学校のワーク...塾のテキスト...塾のワーク...塾で渡されたプリント...
試験までに持っている教材を数えるだけでもたくさんありますね。
どれぐらいやることが、正しい勉強方法なのでしょうか?
もちろん「全部やる!!」というのが良いでしょう。
でもそれはあくまで目標として、そう思ってほしいものです。
実際には2,3冊ほどで充分です。
ただし、これには条件があります。
それは「完璧にする」ことです。
「完璧にする」とは...その教材に載っている問題であれば
いつ言われてもすぐに手が動いて解ける!!というぐらいになるまで解くことです。
「そこまでやらなあかんの!?」と思うかもしれません。
実際はこんな状態で終わっていませんか?
「このワークの問題やったら、だいたいできる」
「わからんことはないけど、ちょっと考えやなできへん」
これは本当に「ワークをやった」と言えるでしょうか?
単にワークを一通り解くだけでは、身につくまで勉強したとは言えないですね。
どの問題もすぐに解けるようになるまでが、ワークを解いて勉強するということです。
今までの定期試験前の勉強、定期試験の結果を振り返ってみてください。
「見覚えのある問題なのにできなかった」
「わかるのに、試験時間が足りなかった、ギリギリだった」
そんなことはないでしょうか?
それは見たことのある問題、言い換えればワークに載っていた問題なのに
試験当日までに速く正確にできるようにしていなかったということです。
この話に、もし心当たりがあるのであれば、今からでも遅くはありません。
すでに解き終わったと思っているワーク・テキストを改めて解き直してみましょう。

どの問題を解いても正解できていますか?
見たらすぐに解く方法が思いつきますか?
そうでないのであれば、それはもったいない話です。
せっかくその問題に出会って、自分が完璧でないことを知っているはずなのに
そのことから目をそらしてはいけませんよね。
きっちりできるようになるまで、何度も解きなおしましょう。
そして「このワークに載っている問題なら大丈夫!」と
自信を持って言えるようにして、試験に臨みたいですね。
そこまで完璧に徹底できるのであれば、問題集を2冊やるだけでも
充分、定期テストで高得点を出すことができますよ。
これからの定期試験対策、がんばっていきましょう!!




