【教室便り】王寺教室:小学生
小学生 中学生
〜理科実験教室【底なし沼を作ろう!?】〜
先日の7/6(日)に王寺教室において理科実験を行いました。テーマは【底なし沼を作ろう!?】ということで、当然ながら本当の底なし沼は作れませんでしたが、片栗粉と水を使って擬似的な底なし沼を作りました。
また、+αの実験としてPVA洗濯のりとほう砂の水溶液を使ってスライムを作りました。
そして、これらの実験をもとにレポートの書き方についてもレクチャーさせて頂きました。
下の写真がその時の様子です。



皆楽しそうです(^^)



当日は50名の生徒の皆さんが参加してくれて、とても活気ある理科実験になりました。
底なし沼の実験は、普段はなかなかに後始末が大変なこともあり体験することが出来ないものなので、皆ここぞとばかりに楽しみながら思う存分触って体験してくれました。
スライム作りにおいても、今回はあえてこちらからはあまり細かく分量の指示は出さなかったので皆試行錯誤しながら自分の思い通りの堅さになるように調節しながら実験を進めてくれました。
中には弾力性にこだわり最高のスーパーボールを目指して進めてくれている生徒もいました。
やはり理科の実験というものはまずは楽しみ、そしてこちらがあまり細かく指示を出さずに生徒自身が考え試行錯誤しながら進めることが大切であると感じた一日でした。
また、このことは他の全ての勉強に共通して言えることだと思います。まずは勉強を楽しみ、そして自分が解けない問題を試行錯誤しながら解けるようになるまで頑張り、解けた時の喜びは格別なものです。そして、その喜びが自信へと繋がっていくのではないでしょうか。
生徒の皆さんが今回の理科実験から少しでも勉強の楽しさに目覚めてくれていれば幸いです。
最後に、今回の理科実験に参加してくれた生徒の皆さん用に今回の理科実験のレポートのヒントを少し掲載して終わろうと思います。
当日にもお話したとおり今回作った底なし沼の正体は「ダイラタンシ―」と呼ばれるものです。
ダイラタンシー(現象):力が加わると固く(固体に)なり、力を抜くと元の液体に戻る現象です
当日もキーワードとして挙げさせてもらいましたが、この現象が起こる原理は物体の内部に圧力が加わることで物体の粒子が密集し物体の密度が大きくなり固体に変化するというものです。
逆に力を入れるのを止めると、圧力が弱まることにより密度が小さくなり液体に戻ってしまいます。
小5・小6で理科の授業を受講している皆さんにはお話をしたことがありますが、状態変化には熱が絡んできます。今回の実験では圧力が状態変化に絡んできたという点に注目して下さい。そして、状態変化により密度がどうなったかにも注目するとよいでしょう。
さらに実際の底なし沼についても調べてもらってもよいです。今回は力を加えたら固体になりましたが、実際の底なし沼は力を加えるとどうなるでしょう?
当日も案内しましたが7月20日(日)までにレポートを提出してくれた生徒の中で、優秀なレポートを書いてくれた生徒全員に賞品として理科実験キットをプレゼントします。皆さんの素敵なレポート期待して待っています。
<今後の予定>
・7/13(日) 公立模試(中3)
奈良女子大模試(小3〜小4)
・7/19(土) 奈教模試(小6@奈良)
・7/19(土) 通常授業終了
・7/20(日) トップ校突破ゼミ(中1・中2@西大寺、中3@奈良)
・7/21(月)〜7/23(水) 夏休みの宿題やろう会(小6〜中3)
・7/21(月) 夏期特別集中講座スタート(8/31(日)まで)
・7/21(月) 夏期欠席者サポート
------------------------------------------------
「自分で考え行動できる力を養うKECゼミナールの夏期特別集中講座
7月21日(月)スタート!」
奈良の学習塾・進学塾 KECゼミナール 王寺教室
〒636-0002 奈良県北葛城郡王寺町王寺2丁目6-12 服部ビル2F
TEL : 0745-34-2237
------------------------------------------------