【教室便り】王寺教室:中学生
小学生 中学生
"定期テスト"という名のドラマ
現在、KEC王寺教室ではKECCADA期間でテスト対策を実施中ですが、来週から一部の中学校は期末テストが始まります(その他の学校は再来週から)。
そのため、日曜日は集中特訓が実施されるのですが、すでに自発的に自習に来ている生徒、特に中3生が目立ちます。
しっかりと各自の納得のいく点数をKECCADASでたたき出して夏休みに入りたいですね
今回の中間では、大幅に点数アップした生徒が多数いました。
その生徒たちに共通するのが、学年末で思うような結果を残すことができず、学年が変わってこれまでの取り組み方を大幅に変えて勉強していた、ということです。
学年末結果返却後、2者面談を行う中で、なかには本当に悔しそうな表情をした生徒もいました。
その生徒にとって今回の大幅な点数UPは上がったこと以上に、大きなものを得たと思います。
目標を実現するために頑張ること・・それがPDCAサイクルを回すことです
実行→検証→改善していくことは、非常に根気が必要です。
気持ちを変えて取り組み方を変えることは正直、相当なパワーが必要です。
しかし、結果が出れば、今まで自分が考えていた限界は、本当の限界でもなく、「上を見る」ことの意味がわかります。
その結果もあって、ある中2生は中1の2学期から毎回合計点数が伸びており、これまでは絶対無理だと思っていた400点越えがあと一歩のところまでたどり着きました。
ここ数年指導して気づいたことの中に、「目の前の定期テストでしっかり内申点をとって高校入試に向けて...」目先の目標だけにとらわれると、なかなか勉強する本来の意義を見いだせない生徒が多いように感じます。
さらに、「勉強なんて大人になって役に立たない」と思っている生徒すらいます。
私たちKECでは「勉強の過程で頑張ること=努力することの大切さ」を伝えています。
先日もある保護者の方が懇談時にこのようなことをおっしゃっていました。
「大人になって振り返ったときに、『あの時は本当に頑張って勉強した。あれぐらい勉強ができるんだったら、今の辛いことなんて目じゃない』と思ってくれれば、私も親の責任を果たしたことになりますかね」
私もその言葉を聞きながら、その通りだとうなづいていました。
テストと一言でいっても、毎回その裏には壮絶なドラマが繰り広げられています。
もちろん、毎回いいことばかりではありません。
良いことも悪いこともひっくるめて、お預かりしている大切なお子様が大人に向けて成長できる場であればと思います。
今回の期末テストではどのようなドラマが作られるのでしょうか。
着実に大人への階段を上っていきましょう!
がんばれKEC王寺生!!