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奈良女子大学附属中等教育学校

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表現Ⅰのポイントについて

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みなさん、こんにちは!ブログ担当の猪崎です。

今年は、日本人から本庶佑(ほんじょ たすく)さんがノーベル賞を受賞されましたね。

この模試を受ける人の中からも、一生懸命勉強して将来大きな成果を成し遂げる人がいるかもしれないと思うと、ワクワクしますね♪     

さて、今回は表現の内容についてお話をしたいと思います。

ご存知の人も多いかと思いますが、表現Ⅰでは国語と社会の内容が出題されます。

まずは、社会科担当の猪崎からお話をさせていただきます。

社会は毎年、大問1として出されます。問題数は5~6問程度で、配点は30点です。1問あたりの点数は3点~9点となっています。

例えば、「聖徳太子の時代に行われた政治に関することがらを1つあげなさい。」や「大陸からどんな文化や技術が日本に伝えられましたか。」のような問題は、3点配点である場合が多くなっています。このような問題は、社会のテキストに載っている一問一答の問題を数多くこなしていくことによって対応ができます

しかし、グラフ・資料・表の読み取りや自分の意見を書く問題では、どう書けばいいのか自分ではなかなか判断ができません。

そこで! 

ぜひこの模試を受けて、記述のテクニックを学んでほしいと思います。

入試で確実に合格するためには、知識はもちろん大事ですが、その知識をどうやって応用して記述できるかがポイントになります。奈良女子大附中模試を受けて、自分の弱点や課題をしっかり分析し、今後に活かしてもらいたいと思っています!

続いて、国語科担当の岡田からポイントを説明させていただきます。

表現Ⅰの国語分野では、

①設問の内容を理解して、解答のポイントを見つけること

②相手に伝わる「正しい文」を書くこと

の2点を意識しましょう。

①設問の内容を理解して、解答のポイントを見つけること

奈良女子大学附属中等教育学校の試検は、記述が多いですよね。

書くのが苦手、という人は難しく感じるかもしれません。

しかし、「本文のことばを利用」すれば、答えはすぐそこです。

設問をきちんと読み、何を問われているか理解できれば、

本文のなかに「解答のポイントとなることば」を見つけることができるはずです。

模試でもしっかり設問と向き合ってくださいね。

②相手に伝わる「正しい文」を書くこと

正しい文とは、「問われていることに正しく答えていて」「主語や述語のねじれがない」文です。

たとえば、

「ぼくは、そのアニメはとてもおもしろいこと。」

この文のおかしさは、皆さんわかりますね。

解答を書いたら自分で読んでみて、不自然な部分がないかチェックすることを忘れずに。

相手に伝わる「正しい文」を書くことは、作文問題でも大切なことです。

日々の学習のなかでも、「正しい文」を書けているか、意識して解答を書きましょう。

奈良女子大附中の試検では、記述が多く出題されます。文章の力をつければ、どの科目にも役立ちます。「正しい文」に対する意識を持ち続け、表現力をアップさせましょう!!

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