夏も明け、朝晩が涼しくなってきました。

いよいよ受験シーズンに向けてカウントダウンをする時期です。

これからはいつにも増して、気合を入れていきたいと思います。

さて、いつもブ王寺教室のブログをチェックしていただきありがとうございます。

地域、保護者の皆様のご理解があって、開校から3年を迎えることができました。

まだまだKECは王寺の地では歴史も浅く、老舗とまではいかないかもしれません。

それでも多くの生徒・保護者の方々と接してきました。

私もこの教育に携わってかれこれ10年以上、1000名以上もの生徒の成長に立ち会ってきました。

先日たまたま行った病院で元教え子が看護士として働いていました。

今、指導している生徒も、それぞれがいつかは独り立ちをして、立派に巣立っていくのです。

私も1人の親として、子供の成長にまつわる苦労や喜びを経験しています。

先日、2年前の卒業生と会う機会がありましたが、通っていたころの以前のイメージはほとんど残っておらず、身長も伸び、雰囲気も落ち着いて、大人への階段を上り、着実にと成長しているんだなぁ、としみじみ感じました。

本当に子供は私たち大人が想像するよりもはるかに超えた可能性を秘めており、今後の成長が楽しみでなりません。

今回の夏期勉強合宿では王寺教室から過去最大の生徒が参加したために、これまでには感じなかった一体感や生徒の悔しさを強く感じました。

生徒への合格発表がある前に答案を返却しますが、その時点である程度の合格の予測が立ちます。

ただ、結果が自分で分かっていても、直接目で確認するのとではまったく異なります。

泣き崩れ、泣きじゃくって、肩を周りの子に支えられながら歩く姿を見ていると、本人たちの努力以上に、そんな姿にしてしまった私自身の指導不足を嘆きました。

嗚咽し、声にもならない、涙が頬をつたう、そんな状態で私は生徒に向けて話し続けました。

普通、講師が、大の大人が子供の前で泣きながら話すことなんて、私の知る限り、聞いたことも見たこともありません。

でも私は、子供と同じ目線で共感共有したいですし、私も彼らと一緒に成長していきたいのです。

その時はどんなに辛くても、生徒みんなが成長し、目標がかなった時の笑顔がその傷を癒してくれます。

合宿最後には中3生から自然と、「冬期合宿ではリベンジして、先生にトロフィープレゼントしてあげるから」そんな声を聞きました。

内心嬉しくて、涙が出そうでしたが(決して私はよく泣く、泣き虫ではありません。。。単に涙腺が弱いだけ!?)ぐっとこらえ、「次期待しているから!」と返事をしました。

春にはみんなが笑顔で新生活を迎えられるように・・・

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