【教室便り】八木教室:
小学生 中学生
センター分析⑧
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
今日で最後です。化学です。
理科基礎系統は割愛しています。一言で言うと、文系殺しでした。
さて、化学です。
問題数が増え、難易度も上がり、うーん...ちょっと困りました。
計算問題も12問とかなり多かったので、解き切れた子は相当得意な子だと思います。
物質の構造については、例年通りです。教科書レベルでした。過去問から学びましょう!
物質の変化と平衡については問1のエネルギーの大小を見極められたら残りは流れです。鍵はそこだけです。
無機物質は頻出の物質の性質(錯イオンやアルカリ金属とアルカリ土類金属)を覚えていれば、すぐに解答の終わる内容でした。
ここまでをスムーズに解けるかが今年の化学の肝でした。難易度の上昇を感じさせたのは次からです...。
有機化合物は問1より触媒により生成が変わるというポイント、問3の逆反応など、割と考えさせる問題が多くここで時間を使ってしまった受験生多いのではないでしょうか。早く正しく読むことの大事さがありありと出る内容です。
高分子化合物は問1は分子の割合、問2で植物繊維と動物繊維の分類、教科書に載っているレベルではあるが、細かい部分になるので問題演習を重ねた時に普段から解説をきちんと読んでいるかが分かれ目です。
合成高分子化合物(選択問題)・天然高分子化合物(選択問題)に共通しているのは問2にひっかけが混じっていたことです。気付く力が求められますが、察しのいい受験生はもしかするとこの問題はどちらであれすぐに解答できたかもしれません。ここを5分程度で終わらせられた受験生はかなり高得点層だと思います。
さて、次年以降の対応としては、どうでしょうね。
化学は本来センターレベルは点数の取りやすい科目なので、過去問反復はもちろん必要です。
2次で使う方については、ハイレベルなものが必要なのでセミナーなどの解説を有意義に使ったらよいかと思います。
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