【教室便り】八木教室:
小学生 中学生
センター分析⑥
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
今日は数学ⅡBです。
全体としては例年並みの難易度でした。
強いて言うならば、第4問が3年ぶりの空間ベクトルからの出題だったので戸惑った受験生も多いのではないでしょうか。
1、三角関数、指数・対数関数
三角関数:三角関数の最大・最小、および方程式の解を求める問題でした。2倍角の公式、三角関数の合成により式を書き換える必要がありますが、教科書レベルを超えるものは一切ありませんでした。
指数関数・対数関数:連立方程式の解を求める問題です。真数の条件、および底の変換、置き換えを必要としていますが、マーク特有の誘導に従って計算すればすぐにできたかと思います。
2、微分法・積分法
文字の定数を含む3次関数・2次関数のグラフに関する問題です。極値から係数を決定し、接線と曲線の囲む部分を問う内容で、よく過去問を反復した子は見慣れたものだと思います。若干計算量が多いのが難点ですが、そこまで煩雑な計算でもなかったかと思います。
3、数列 (選択問題)
等比数列、階差数列の問題です。前半は単純な和の計算問題で、後半は数列の一般項を求めるために別の数列を考えて漸化式を解く問題でした。しかし、与えられた漸化式をどのように整理するかがポイントで、問題文の誘導を頼ると沼にはまっていく形式でした。
4、ベクトル (選択問題)
四角錐・三角錐を扱った空間ベクトルの問題で、これが受験生を驚かせたところだと思います。底面が等脚台形であり、前半はその平面の問題です。後半は四角錐を平面で切ったときにできる三角錐の体積を求める問題で、垂線を下ろしてその長さを計算する問題でした。実は内容は白チャートクラスのシンプル問題でしたが、文系など、あまり手広く数学を勉強していない子には少し頭を悩ませたのではないでしょうか。
5、確率分布と統計的な推測 (選択問題)
ある食品を摂取したときの血液中にある物質の量の変化をとらえる問題です。最初は基本計算のみで、正規分布、二項分布を利用した計算に移行していました。センター試験ではよく見るのでこれは点取りだったように思います。
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