【教室便り】八木教室:
小学生 中学生
センター分析④
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
今日は英語です。
リスニングインパクト残しましたねー
私はああいう問いは好きです。予測がつかない問題になるので、正しく聞く力が問われているわけですから。
一応リスニングも結果論だけ言わせてもらいますと、簡単になっています。
第1問では計算を要する問題やグラフを読み取る問題がでましたし、第3問ではAの行動を推測する問題など、聞いた英語から正しく分析する問題もありましたが...正直この2問くらいでしょうか。それ以外は概ね例年通りの形式で例年よりも簡単な英文だったように思います。
では筆記です。
総括として試験全体の総語数は約4200語とここ数年ずっと4000語を超えています。
単語力は英語力です。
問題の形式は例年通りです。全体の難易度も例年通りでした。
1、A 単語の発音 B 単語のアクセント
特筆して書くこともないほど、なにも変わっていない問題形式であった。単語そのものも基本的なものです。
2、A 文法・語法 B 整序英作文 C 対話文中の英文完成
こちらも出題形式は例年通り。
Aが文法・語法問題
Bが整序英作文問題
Cが対話文中の英文完成
Aは基本問題でした。単語とその品詞の正しい見極めができるくらいシス単を読んでいれば造作もない問題です。
Bはどのような意味の英文を完成させるべきかを文脈から判断して文を作らなければならない問題でした。あせりを感じた受験生も多かったのではないでしょうか。
Cは対話文空所補充問題と英文完成問題が融合された問題です。内容を理解できても、文法の求めるレベルが高かったので、もしかしたら難しく感じた子もいるのではないでしょうか。
3、A 不要な文の選択 B 意見内容の要約
例年通り、A不要文選択の問題、B意見内容要約問題の2題でした。
Aの不要文選択問題は、落ち着いて文脈を追うことができれば不要な文を選ぶのは、難しくない問題だと思います。
Bの意見内容の要約問題は、一昨年からの1人の発言者の意見内容を選ぶ問題から複数の発言者に共通する意見内容を選ぶ問題がそのまま出されました。
4、A 図表を使った説明文読解 B 説明文書などの読み取り
ここでも例年通りの形式での出題。
Aは、絵に描かれている食べ物とそこでの生活を考察した文章で、例年通りの図表を含む読解問題でした。
強いて言うならば、最後の問題でパッセージの内容そのものを聞くという部分が例年とは若干違う点でしょうか。
Bは地域にある城に関する案内の読み取り問題で、設問数は昨年と同じです。表の内容から計算させる問題など、設問内容・設問傾向も大きな変化はなく、読み取るべき内容をすばやく判断・抽出することが求められる点は例年通りでした。
5、物語文の読解
配点・設問数は昨年と同じでした。
昨年出題された日誌形式が今年も来ると思っていたのですが、2017年、2016年に出題された物語の読解問題に戻りました。英文も文章の展開も平易でわかりやすく、設問にも紛らわしい選択肢がなかったので、ここはスムーズに終わったのではないでしょうか。
6、論説文の読解
配点・設問数は昨年と同じでした。今年は「道」の発達が人類の進歩につながったという話題でした。
問題形式的は昨年とほぼ同じでした。
設問別に見ると、Aは昨年同様、指定された段落に関する内容一致問題が4問、本文全体の主旨を問う問題が1問で、下線部を説明する問題が1つありました。
Bは6つの段落の内容をまとめる見出しを問うもので、昨年にもありましたね。本文も設問も昨年とほぼ同じレベル・形式でした。落ち着いて考えれば難しいパートが存在しないので高い正答率が取れたのではないでしょうか。
過去問の反復で比較的高得点の取れる構成だったように思います。
単語力は英語力、最初に書きましたがこれは全てです。
単語帳丸暗記って大事ですよ。
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