【教室便り】八木教室:
小学生 中学生
センター分析③
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
今日は国語です。
全体としてはやや簡単になったというのが世間的な総評でしょうか。
実は設問が1問だけ増えていますが...まぁ易化したことを考えればそこまで問題なかったかと思います。
1、評論:『翻訳をめぐる七つの非実践的な断章』
「翻訳」の難しさについて語られている文章でした。比較的短く、読みやすかったように感じます。
引っかかるポイントがあったとすれば問5で五人の生徒が話し合っている中で本文の趣旨と異なるものを選ぶ問題が出ました。その後、問6では(ⅰ)で適当でないもの、(ⅱ)では適当なものを選ぶ問題が出題されたので、引っかかった子も多いかもしれません。
2、小説:『星を撒いた街』
全体として比較的読みやすい小説でした。ちょっと深読みしちゃいました私...。
客観描写がやや多いように感じましたが、主人公の心情に着目して読んでいれば大きく惑わされることもなかったように思います。
3、古文:『玉水物語』
長かったですよね?本文。
少なくとも昨年一昨年よりは長かったように思います。
おとぎ話という古文の中では比較的読みにくいジャンルの出題でした。
問6についてはこのパターンの頻出である、内容合致の問題ではなく登場人物と主人公の描かれ方だったので
過去問反復をしている子ほど驚かされたのではないでしょうか。
4、漢文:『杜詩詳註』
問題文は185字で平年並み。設問数が、7に戻ったが、解答するマーク数は8のままです。
設問形式は語の意味、内容説明、理由説明、昨年度同様書き下し文と解釈の組み合わせで、大きな傾向の変化はなく、ここは過去問反復をした子が優勢だったと思います。
今年の国語がかなり易化したので、来年に向けてとなると少し対応策が悩ましいところではあります。
問題文にいやらしさが増えていることを考えると、必然的に本文を読むスピードは早いに越したことはありません。
来年は「時間が足りない」という問題形式の可能性があるので、早く読む練習をしましょう。
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