【教室便り】八木教室:
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【中学生】奈良県公立高校入試数学
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
5日間かけて奈良県の公立高校の問題について感想を書いています。
今日は数学です。
理科同様数学も後半の難易度はここ数年にないレベルでした。
問題としては
1:計算・円周角・空間図形・作図
2:二次関数と一次関数の複合
3:平面図形応用
4:面積比を用いた相似
といった形でした。
総問題数は23問で、大きく変動はありません。
1番の問題も空間図形が入ることは想定内でしたが、それ以外は大きく変化はありません。
2番も(1)は従来通りの変域の問題です。
(2)は問題形式は珍しいですが、2点を通る直線(曲線)を出すだけなので問題文に惑わされなければ大丈夫です。(3),(4)は上位校(奈良高校、畝傍高校、郡山高校)を目指している子以外は解けなくても問題ありません。
3番は完全なる新傾向です。数学的思考はもちろん、問題文の中にかなりの読解力と図形視野が必要です。(1)から勘で解いた子もいると思います。無理もありません。
ただ、(1)はア・ウ・エは明らかに該当しない定理が並べられているので消去法で解くのも1つです。
(2)は「あ・い」は実は問題文にヒントが散りばめられているので実は簡単な問題です。
4番は(1)はすごく簡単です。対頂角と錯覚のみで証明できるので、教科書の練習問題レベルです。3番を飛ばして先に4番を解いた子や、3番も解けるような数学得意な子にとっては容易だったと思います。(2)以降は...若干ひらめきも必要なので難易度は高めです。
次年度以降のまとめ
数学はもともと奈良県は難しい問題が出題されますが、更に難化していました。
どこでも言われることですが、解かない勇気も必要です。
また1番の計算や作図は毎年の必須問題なので、パターンもさほど多くないのでこれは完全にマスターした上で20点は確実に取りに行きましょう。
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〜10年・20年先にも続く自信を育てる。〜
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