【教室便り】八木教室:
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【中学生】奈良県公立高校入試理科
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
5日間かけて奈良県の公立高校の問題について感想を書いていきます。
今日は理科です。
どの教科も少しずつ傾向特徴が変わっていましたが、理科の難易度はなかなか高いものでした。
問題としては
1:光の性質・凸レンズ
2:酸化と還元・化学変化と熱・物質の質量
3:天体の動きと地球の自転、公転・太陽系と惑星
4:気象観測・霧や雲の発生
5:生物の観察・花のつくりとはたらき・葉、根、茎のつくりとはたらき
植物のなかま
6:力学的エネルギー
といった形でした。
エネルギーの単元は昨年も出題されていたので、かなりレアケースです。
総問題数は24問で、比較的例年通り感がありましたが、簡単なもの難しいものを含めて8問計算問題が絡みました。
内訳としては上記の問題番号に合わせると
1:1問
2:3問
3:1問
4:1問
5:1問
6:1問
かなり幅広い出題です。
4番の計算問題に関してはかなり頭を抱えた子が多かったと思います。
情報編集力が求められるような問題です。
今までは空気1㎥中の水蒸気量を求めてきたのに対し、100㎥において湿度を15%上げる問題はほとんど経験がないと思います。
実は比で割と簡単に解けますが、正直解けなくてもどの高校を目指していても問題ではありません。
それ以外の計算問題は教科書の公式あてはめで全て網羅できるので、実はすごく簡単です。(小数の計算のミスさえなければ)
次年度以降のためのまとめです。
計算問題の増加は今後も予想されます。まずは教科書・学校のワークレベルの計算は確実に正解できるようになりましょう。
やたらと前提文の長い問題については解けなくても良いです。理科は1問30秒で問題理解→30秒で解答の計算なので、読んでいるうちに30秒を過ぎてしまうような問題はパスしても構いません。読む速さに個人差はありますが、速い方が当然良いです。トレーニングは大事です。
入試傾向がどう変わろうと、取らねばならない問題があることは変わりません。
次の中学3年生は基礎・基本をきちんと夏の終わりまでに身につけましょう。
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〜10年・20年先にも続く自信を育てる。〜
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