【教室便り】郡山教室:
小学生 中学生
中学生の教科書が大きく変わります!
こんにちは、郡山教室の伊田です!
今回は、今の中学生を取り巻く、【教科書学習の変更点】
についてお伝えさせていただきます。
高校英語の先取り
2021年度から、中学校の教科書が大きく改定されます。
今まで中2で学習していた内容が中1に、中3で学習していた内容が中2に、それぞれカリキュラムが変更になります。
そうすると中3は...
そうです! 中3では高校英語が降りてくることになります。
この図が示すように、中3では今までは高校生で学習していた「仮定法」「現在完了進行形」「原型不定詞」などを学習します。
新たな文法の増加により、長文読解の難化も想像されます。
実際に、今の中2生は今回の2学期期末テストで一部の中学校が中3内容から出題されています。
教科書改訂は、正直来年のこと、ではないんですね。
学習内容変更点の一例
また、理科においては、中1での蒸散の計算問題の廃止、「脊椎動物」「哺乳類」「爬虫類」を漢字で学習、「イオン式」や「結合」など理科ではあたりまえだった表現の廃止などが行われます。
具体的には、中1は植物、中2で動物としていた現行のカリキュラムが廃止され、植物・動物を混合して学習します。中2では新たに放射線に関する学習が増え、中3ではダニエル電池やイオン化傾向などが発展学習として追加されます。
数学では、中2で高校の数Ⅰ内容にあたる「データ分析」が導入され、現行では中1で学習していた資料の整理は小学生での学習となります。
このように、次年度からの大きな変更は間違いなく中学生に大きな負荷をかけることとなります。また、それがわかってからの動き出しは、結果「後追い」になってしまい、これもまた子どもたちの大きな負担となります。
そこで、KECグループでは、3学期から次学年の内容を先取りし、1学期の学習内容の多くをやったことがある状態で、新学年を迎えていただけるカリキュラムとなっています。
「でも今から入塾したら塾生との差があってついていけるか心配...」
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