【教室便り】天王寺教室:
小学生 中学生
【速報】2022年度全国学力調査《4年ぶり》理科を出題!
皆さん、こんにちは!
ここ最近は天気が悪かったですね
「雨で学校の遠足が大変だった~」
と言いながらも遠足の内容を楽しそうに話をしていましたね
さて、今回のブログは理科をテーマに話をしたいと思います
【小4理科はなぜ大切?】
小学6年と中学3年の全員を対象にした
文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)
が2022年4月19日、一斉に行われました。
今年は国語と算数に加えて4年ぶりに理科も実施されました
理科の追加を検討すべきこととした背景として
・新学習指導要領において、科学的な見方や考え方の育成、
科学的な思考力、表現力の育成、科学を学ぶ意義や有用性を実感させ
科学への関心を高めることなどの観点から充実が図られており、
その方向に沿った学習指導の充実が求められていること
・児童・生徒の「理科離れ現象」が指摘されていることを踏まえ、
学力や関心・意欲・態度など学習状況を把握・分析し、
実態の把握や課題の改善に向けた取組に
つなげていくことが必要であること
などが挙げられます
理科の問題に関しては「基礎的・基本的な知識・技能」は、
単に身に付けているだけでなく、観察・実験など科学的に探究する学習活動や
日常生活などにおいて課題を解決する場面で実際に活用できるかどうかを判断する問題です
したがって選択問題だけでなく、記述問題も出題されました
出典:令和4年度全国学力・学習状況調査の調査問題(理科)
さて、この「理科離れ現象」って皆さんご存じでしょうか?
出典:国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2019)のポイント
小学生では理科が好きという子は多いです
ところが中学生のデータになると好きな子の割合が一気に減少しています
小学校では高学年にいくほど理科が苦手という子が増える傾向があり、
特に小5生から一気に理科が嫌いになる子が増える傾向があります
なぜ小学校5年で理科を嫌いになる子が増えるのか
小学校5〜6年生で学ぶ理科の単元の一部ですが
水と空気
てんびん
ふりこの動き
電流と磁界
水溶液
てこの原理
もちろん他にも植物とか気象についての単元もあるのですが、
「計算」が必要となる問題が一気に増えてくるのが小学校5年生の理科です
苦手になる理由も納得できますね
では理科離れの子にしないためにどうしたら良いでしょうか
☐小4生の時期は理科の実験をただ楽しいで終わらせるのではなく、
この実験で分かったことは何か、を記述してまとめる習慣を身につけること
☐定期的に理科的な活動や体験(実験動画を見たり、科学博物館に行ったり)をして
子供たちの興味関心をひきつけること
さまざまな理科的な活動や体験をすることで「理科って面白いかも」と思えば、
授業に対する関心度も上がります
KECの小4生では玉井式国語的理科教室という授業があります
最大の特長は、設問のほとんどが答えを文章で書かなくてはならない
「記述式」に特化していることです。
記述式では文章による表現力が問われるので、
問題を理解し、内容をイメージ化して、
論理的な答えをわかりやすく書くための
「イメージング力」「思考力」「記述表現力」が必要です
ご家庭で映像教材とテキスト教材で予習を行ってから授業で学ぶ、
「反転式授業」のカリキュラムを採用しています。
わかりやすい実写映像と、
ICT技術を活用したアニメーション映像を組み合わせたオリジナル教材で、
集中力を切らすことなく何度でも楽しく学ぶことができます。
授業前に予習を行うことによって、
自分の頭で考えるトレーニングができるため、考える習慣が身につきます。
また自ら学ぶことにより答えを発見することで、「なるほど」という感動がよりおおきくなり、学習することへの意欲と自信を持たせます。
理科が大好きになるように一緒に理科を勉強してみませんか?
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