大教大平野中学校2学期定期テストについて（3年生ver.）

2025年12月15日教室紹介ページへ戻る

こんにちは！KEC個別天王寺教室の石井永海です！
気温もぐっと下がり、感染症が非常に流行しております・・・。皆さんも、手洗い・うがいをしっかり行い、体調を整えて元気に冬を過ごしましょう！

本日は、先日行われた大教大平野中学校3年生の2学期定期テストを分析したので、傾向やテスト勉強の仕方を伝授します！

【国語】
今回の国語のテストは、文章題・古文・漢文が出題されており、特に「作者についての知識」や「文章の形式・文法」を確実に理解しているかが問われる内容でした。

●文章題
文章の構成や、作者が何を伝えたいのかを読み取る力が求められました。普段から「段落ごとの要点」を意識して読むと、ポイントがつかみやすくなります。

●古文・漢文
古文・漢文ともに、
・読み方
・基本的な文法
・重要語句の意味
を理解しているかがそのまま得点に直結する問題でした。
特に古文・漢文は、“知らないと読めない”分野です。今回も、授業内で扱った内容を正確に覚えていたかどうかで点数に差がつきました。

◆まずやるべきこと
「授業ノートをしっかり覚えること。」
これが何よりの近道です。

ノートにまとめている読み方・文法・重要語句は、テストで繰り返し出る“鉄板内容”なので、まずはここを確実にしておきましょう。

【英語】
今回の英語のテストは、「リスニング・単語・文法・長文読解」の3本柱で構成された内容でした。
フルで英文を書かせる問題も多くあり、知識を“理解しているだけ”ではなく、“正確に書けるか”が大きなポイントとなりました。

●文法
文法問題では、「理解して終わり」ではなく、実際に“書く力”も求められる内容でした。
語順の感覚や単語の正確なスペルまで含めて身についているかが、そのまま得点に繋がります。

●長文
長文読解では、教科書に掲載されている文章以外の長文問題も出題されていました。
そのため、本文の内容に慣れているだけでは対応が難しくなっています・・・

◆まずやるべきこと
① iワーク（塾教材）を正しく使い切る
・長文読解の演習を丁寧に
・リスニングのページも毎回しっかり取り組む
iワークを“穴なくやり切る”ことがテスト対策として最短ルートです。

② 新出単語をしっかり覚える
授業前には単語テスト（和→英）を毎回実施します。
書けるようにしておくことで、「文法問題・英作文・長文の読みやすさ」のすべてが変わってきます。
単語は英語の土台。
ここが固まると英語の得点力は一気に伸びます。

③長文読解をこなす
長文読解は、解き方の練習や“慣れ”がとても重要です。
つまり、日頃から長文の練習をしておくことが必須！
本番で初めて読む文章でも、落ち着いて読み解ける力をつけていきましょう。

【数学】
今回の数学のテストでは、計算力の正確さと根本的な理解がしっかり問われる内容でした。

●計算問題
計算問題では、基本問題ばかりだったので、しっかりと点数を取ってほしい部分です。
しかし、後半部分には、応用マークの付いた問題も少し出題されていたため、ここで差がついた印象です。

●語句の知識
数学でも、語句の理解は必須です。
今回のテストでは、曲線の名称など、語句に関する問題が出題されていました。
ただ問題を解くだけでは、高得点には届きません。
根本的な理解を深めるためにも、計算とあわせて語句もしっかり覚えておくことが大切です。

●教科書・数ベキ（学校教材）にない問題形式
今回のテストでは、数ベキには載っていない形式の問題も出題されていました。
しかし、これは決して“初めて見るから解けない”というものではありません。

根本理解ができていれば十分対応可能な問題ばかりでした。
逆に言えば、普段の学習で「なぜこの計算になるのか」「どんな考え方や解法を使っているのか」を理解しながら取り組むことが、一番の近道です。

◆まずやるべきこと
・数ベキは“基本問題”をしっかり解く
・節末問題では、応用レベルにも取り組む
・語句を正確に覚える
・その場しのぎではなく根本理解を意識する

数学は、“理解できた瞬間”から一気に伸びます。
これからも一緒に積み重ねていきましょう！

【理科】
今回の理科のテストは、実験系の文章題が多い構成となっていました。
知識だけでなく、問題文を丁寧に読み取り、状況を正しく理解する力が問われる内容でした。

●Iワークの標準問題までしっかり取り組む
まず大切なのは、iワークの標準問題を確実に解けるようにすること。
ここが固まっていれば、大半の問題に対応できます。

●実験系の文章題が多い
今回のテストでは、“実験理解”を問う問題が多く出題されていました。
このタイプは、問題文をしっかり読むことが必須。
普段からいろいろな種類の実験問題を解いておくことで、読み取りの力が身につき、高得点にもつながります。

●応用問題について
テストの最後には応用問題もありましたが、
根本理解ができていれば十分に解けるレベルでした。
単に暗記するのではなく、“なぜそうなるのか”を押さえておくことが大切です。

●作図・グラフ問題が多い
今回特に目立ったのが、作図やグラフを書かせる問題です。
基本のパターンを正しく書けるようにしておくことが得点源になります。

◆まずやるべきこと
・iワーク標準レベルを完璧にする
・さまざまな実験問題に触れて“読み取り力”をつける
・応用問題も根本理解でカバー
・作図・グラフの練習を繰り返す

理科は、「分かった！」と感じた瞬間から一気に伸びる教科です。
一緒に得点力を育てていきましょう！

【社会】
今回の社会のテストは、語句の多さが大きな特徴でした。
時事問題や基本知識などの知識も問われる内容でした。

●語句がとにかく多い！
人物名、出来事など、暗記すべき語句が非常に多い構成でした。
特に、細かい数値や日本に関する知識が出題されているため、教科書レベルの理解が必要です。

●時事問題も意外と多い
今回のテストでは、時事問題も複数出ていました。
普段からニュースに関心を持ち、学校で扱った“時事関連プリント”の確認も効果的です。

●記述問題：「少子化」について150〜400字
社会では珍しく、150〜400字の長めの記述問題も出題。
「少子化についての考え」を自分の言葉でまとめる必要があり、
・理由の説明
・具体例
・自分の意見
を整理する力が問われました。

◆まずやるべきこと
・時事問題のチェック
・記述対策として、自分の意見を論理的にまとめる練習
・フォレスタ（塾教材）＋新中問（学校教材）の語句を優先しておさえる

●教材は「フォレスタ」と「新中問」を両方やるのがベスト
どちらか片方でも得点はできますが、この二つを組み合わせることで、語句＋演習の両面をバランスよく鍛えられます。
どちらかしか取り組めない！という場合は、今回のテスト傾向（語句の多さ）を踏まえると「新中問」を優先することをおすすめします。
新中問は語句量が多く、問題形式もテストに近いため、効率よく得点につながります。

社会は「覚えた分だけ点が伸びる」教科です。
コツコツ積み重ねて、確実に得点源にしていきましょう！

大教大平野中学校の生徒の皆さんは、次の定期テストの際に見返せるようにメモorスクリーンショットをしておきましょう！傾向や勉強の仕方を、ぜひ参考にしてみてください！
そして、他学年や他の学校の定期テスト分析の情報も発信していきますので、要チェックです！

また、教室の雰囲気を90秒でご覧いただける動画もご用意しました。
学習環境や生徒の様子が伝わる内容となっておりますので、あわせてご紹介ください。
【90秒動画はこちら】https://player.vimeo.com/progressive_redirect/playback/1094276344/rendition/1080p/file.mp4?loc=external&signature=62068e67c59852a643bea18e7511af07041b38a930681356649cdb33c5de6715