2025.10.30

龍谷大学の総合型選抜入試(旧AO入試)対策や倍率を解説

龍谷大学の総合型選抜入試(旧AO入試)対策や倍率を解説

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龍谷大学の総合型選抜(旧AO入試)は、学力試験だけでなく個性や意欲を重視する入試方式として注目されています。しかし「どんな準備をすればよいか」「倍率はどのくらいか」と不安に思うお子さまや保護者さまも多いはずです。この記事では、2025年9月時点の情報をもとに入試の特徴や対策、倍率の目安を解説します。最新動向を押さえることで、安心して準備を進められる内容です。

龍谷大学の総合型選抜入試(旧AO入試)の概要

龍谷大学の総合型選抜入試は、大学が定めた6方式(学部独自方式・検定試験利用型・英語型・伝道者推薦型・スポーツ活動選抜・文化・芸術・社会活動選抜)により実施されます。方式ごとに出願資格・選抜方法・評価要素が設定されており、学部独自方式では課題論文・面接・プレゼンテーションを用いる方式もあります。

以下では、入試の特徴や種類、倍率について詳しく解説します。

龍谷大学の総合型選抜入試の特徴・種類

龍谷大学の総合型選抜入試には、以下の6種類があります。

  • 学部独自方式
  • 検定試験利用型
  • 英語型
  • 伝道者推薦型
  • スポーツ活動選抜
  • 文化・芸術・社会活動選抜

それぞれ求められる学生像や評価ポイントが異なるため、戦略的に自分に合った選抜方法を選ぶことが大切です。特にスポーツ活動選抜や文化、芸術、社会活動選抜では該当分野での優れた成績や実績を証明する必要があります。このほか、一部の学部で実施される学部独自方式では、各学部の特色を活かした選考が行われ、検定試験利用型では外部資格試験の成績を活用して専門性や意欲が評価されます。

さらに、英語型では英語に関する外部資格の提出が出願条件となり、英語でのプレゼンテーションやエッセー作成を通じて学修意欲や論理的思考力、国際的なコミュニケーション能力が評価されます。そして、伝道者推薦型は龍谷大学の建学の精神を背景に、仏教の伝道者を志す学生を対象とした入試です。

専用のWeb出願システム(UCARO)でWEB出願を行った後、出願期間内に必要書類を簡易書留(速達)で郵送します。選抜方式によって提出方法が異なるため、必ず該当の方式の要項を確認してください。

KECでは、お子さまに診断で最適な選抜方式を見極め、志望理由書や面接対策まで一貫してサポートします。LINEでの個別相談も活用できるので、保護者さまも早期に安心して準備を進められます。
参照元:UCARO|UCAROとは

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龍谷大学の総合型選抜入試の合格倍率(2025年度)

龍谷大学の総合型選抜入試の合格倍率は、学部や学科によって大きく異なります。2025年度の入試結果(龍谷大学公式公表資料)によると、学部独自方式では、最も高かった社会学部 総合社会学科 現代社会領域が11.5倍である一方、先端理工学部 知能情報メディア課程は1.0倍でした。志望先の倍率動向を把握し、計画的に準備することが重要です。

参照元:龍谷大学|2024(2025入試)年度 総合型選抜入学試験(学部独自方式)

龍谷大学の総合型選抜入試の出願資格・入試条件

総合型選抜入試の出願には、当該学部や学科を第一志望とすることが基本です。併願が可能な方式もある一方で、「伝道者推薦型」「スポーツ活動選抜」「文化・芸術・社会活動選抜」は専願制であるため、出願前に要項で確認してください。また、学部や学科や選抜方式ごとに、評定平均や資格取得、文面作成スキル等の細かい出願要件が定められており、評定平均の具体的な数値は後ほど解説します。

上記に加え、以下のいずれかに該当している必要があります。

  • 2026年3月に高等学校を卒業(修了)見込みの者
  • 高等学校を卒業した者
  • 高等学校卒業程度認定試験(高認)に合格した者
  • 海外の学校教育課程を修了した者
  • 朝鮮高級学校を修了した者

なお、インフルエンザや新型コロナウイルス等の感染症で試験を欠席した場合、要件を満たせば診断書の提出により受験料返還制度の申請が可能です。ただし、一部でも試験を受験した場合は対象外となるため、詳細は要項の「感染症等による受験料返還制度」で確認してください。

龍谷大学の総合型選抜入試の日程

2026年4月入学を対象とした総合型選抜入試の日程は以下の通りです。

【学部独自方式、検定試験利用型、英語型】

  • 第一次出願期間:2025年9月1日(月)~9月9日(火)
  • 試験日:2025年10月19日(日)

【スポーツ活動選抜、文化・芸術・社会活動選抜】

  • 第一次出願期間:2025年9月8日(月)~9月17日(水)
  • 試験日:2025年11月8日(土)

【伝道者推薦型】

  • 第一次出願期間:2025年9月29日(月)~10月3日(金)
  • 試験日:2025年10月19日(日)

文学部真宗学科のみ

  • 第一次出願期間:2025年11月1日(土)~11月11日(火)
  • 試験日:2025年11月30日(日)

 

詳細については、必ず出願前に公式の入試要項で確認してください。

総合型選抜入試(学部独自方式)の学部別内容とポイント

総合型選抜入試(学部独自方式)は、各学部の特色を活かした独自の選考が行われる方式です。心理学部、政策学部、社会学部、先端理工学部、農学部の5学部で実施され、受験生の個性や専門的な適性が重視されます。

第一次選考では出願書類に基づき選考が行われ、第二次選考では課題論文やプレゼンテーション、グループワーク、面接を用いた各学部独自の方法で多角的に評価されます。受験生は、志望学部に応じて、志望理由や活動実績、問題解決力やコミュニケーション能力といった多様な力を評価される仕組みです。

心理学部

心理学部は、心理学の学びを通じて対人支援や人間関係構築に必要なコミュニケーション能力を身につけ、主体的かつ実践的に対応できる人材の育成を目指しています。総合型選抜(学部独自方式)では、受験生の専門分野に対する意欲と適性が重視されます。

心理学部の学部独自方式の概要

心理学部の学部独自方式では、募集人数は10名です。出願資格としては、高等学校または中等教育学校3年1学期までの英語、国語、数学I、数学Aの評定平均が4.0以上であり、かつ大学指定の英語資格や検定試験(実用英語技能検定やTOEFL等)の基準を満たしていることが必要です。

心理学部の学部独自方式のポイント

心理学部の学部独自方式では、書類、課題論文、面接の3つの要素で総合的に評価されます。

書類では、学修意欲や表現力、自己推薦書や志望理由の明確さが重視され、課題論文では与えられたテーマに対して論理的に考察し、自分の意見をわかりやすくまとめる力が問われます。面接では、心理学を学ぶ目的や将来の展望を自分の言葉で語れるか、さらにアドミッションポリシーへの理解度も確認されます。

特に心理学を学ぶ熱意と適性が重要です。日頃から関心のある心理学的テーマを深め、論理的に説明できる準備をしておくことが合格への近道です。

KECでは、性格診断ツール「キャラフルレインボー」でお子さまの特性を可視化し、それを思考・表現力を伸ばす指導法「カンザキメソッド」で言語化します。診断で得た強みは書類や課題論文に説得力を与え、メソッドを通じた表現力は面接で自分の考えを論理的に伝える力につながります。こうして、心理学部が重視する「熱意」と「適性」を具体的に示せるようサポートします。

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政策学部

政策学部は、幅広い教養と専門知識をもとに社会課題を発見し解決できる能力を養い、公共性と高い市民性を備えた自立的な人材の育成を目指しています。総合型選抜(学部独自方式)では、受験生の社会への貢献意欲や地域社会に根ざした視点が選考判断となります。

政策学部の学部独自方式の概要

政策学部では6名が募集されます。出願には、調査書全体の学習成績(評定平均)等、大学が定める基準を満たすことが必要です。第一次選考では提出書類による審査が行われ、第二次選考では地域活動をテーマとしたプレゼンテーションと面接が実施されます。出願時には、高校時代の学びや社会への関心を明確に示すことが重要です。

政策学部の学部独自方式のポイント

政策学部の学部独自方式では、書類、課題プレゼンテーション、面接の3要素で総合的に評価されます。特にプレゼンテーションと面接での表現力が合格のポイントです。

第一次選考では、提出書類から学修意欲や社会的関心を判断します。高校時代の取り組みを踏まえた志望理由を明確に示し、政策学部で学んだ知識を社会にどう還元するかを記載することが求められます。

第二次選考では、プレゼンテーションと面接を通じ、論理構成力や判断力、表現力、さらに学部方針への理解度を総合的に評価します。中でも地域活動に関するプレゼンテーションが重要なので、自己分析や論理構成力を高め、模擬面接を重ねることで本番に自信を持って臨めるよう準備しましょう。

KECでは、自己分析診断をもとに論理構成力を鍛え、模擬面接を重ねることで、大学が求める学生像に沿った自己アピールを形にできます。保護者さまも準備過程を共有できるので安心です。

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社会学部

社会学部は、人が営む共同体である「社会」のあり方を学び、現代社会で生じる諸問題の分析や解決力を身につけた人材の育成を目指しています。総合型選抜(学部独自方式)では、受験生の問題意識や学びへの姿勢を重視した選考が行われます。

社会学部の学部独自方式の概要

社会学部総合社会学科では、4つの領域で募集が行われています。

  • 現代社会領域:2名
  • 文化・メディア領域:2名
  • 健康・スポーツ社会領域:2名
  • 現代福祉領域:5名

出願資格としては、6教科(国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語)の学習成績の評定平均値が3.5以上であることが必要です。また、英語系資格や実用数学技能検定2級以上といった、大学が定める資格を満たすことも条件に含まれます。

社会学部の学部独自方式のポイント

社会学部の学部独自方式では、受験生が活動を通じて形成した問題意識と、大学で学びたいテーマの関連性が特に重視されます。

審査は書類選考、小論文、面接を通じて行われ、学修意欲や論理的思考力、表現力が総合的に評価されます。その対策として、自己分析で経験を明確化し、自分の考えを伝えられるよう志望理由書や小論文をブラッシュアップすることが効果的です。

KECでは、お子さまの経験を診断で可視化し、志望理由書に落とし込み、添削を重ねることで、書類や小論文、面接を通じて一貫した自己アピールのストーリーを構築できます。

先端理工学部

先端理工学部は、理工学の基礎知識と技能を身につけ、自然、社会、科学の調和を重視しながら持続可能な社会に貢献できる技術者や研究者の育成を目指しています。総合型選抜(学部独自方式)では、受験生の問題解決力や適性が重視されます。

先端理工学部の学部独自方式の概要

先端理工学部の学部独自方式では、課程ごとに募集が行われています。

  • 数理・情報科学課程:10名
  • 知能情報メディア課程:2名
  • 電子情報通信課程:10名
  • 機械工学・ロボティクス課程:5名
  • 応用化学課程:10名
  • 環境科学課程:10名

出願には、各課程で指定された学習履修内容や基準を満たすことが必要です。たとえば、数理や情報科学課程を志望する場合、普通科では「数学I、II、III、数学A(図形、確率)、数学B(数列)、数学C(ベクトル、複素数平面)」を履修済みであることが条件となります。

先端理工学部の学部独自方式のポイント

先端理工学部の学部独自方式では、志望理由や入学後の学修計画を具体的に記載することが重要です。書類選考では、学修意欲や自己分析力が評価されます。プレゼンテーションでは、学びの深さや表現力を確認し、面接では志望学科への関心や理解度に加え、思考力および判断力が総合的に判定されます。入学後に取り組みたい研究テーマや学修の方向性を明確に示すことが合格のポイントです。

KECでは、自己分析診断を活用し、お子さまの興味や関心を学問領域へ結びつけます。さらに、カンザキメソッドで論理的に表現する力を育てることで、大学が求める学生像に沿った自己アピールを形にできます。

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農学部

農学部は「食」と「農」に関する国内外の課題に対応できる判断力を備え、持続可能な社会の実現に貢献できる人材の育成を目指しています。総合型選抜(学部独自方式)では、受験生の自然科学に関する基礎学力や積極性が重視されます。

農学部の学部独自方式の概要

農学部農学科では8名を募集しています。

出願資格としては、「農業、食料、環境、生物」への関心と探求意欲を持つことが求められます。対象は普通科卒業者(文系・理系不問)、または2026年3月卒業見込みの者です。さらに、理科系の基礎科目の履修状況や、関連する課外活動の経験も評価対象となります。

農学部の学部独自方式のポイント

農学部の選抜は二段階方式で行われます。第一次選考では、提出書類を通じて、農業、食料、環境、生物への関心や学ぶ適性が評価されます。第二次選考では、農場でのグループワークにより主体性や協働性を確認し、個人面接で専門知識や学習への熱意が判定されます。

農学部で特に重視されるのは、「主体性」と「学びへの意欲」です。そのため、自己分析を活かして書類を練り上げ、模擬面接で協働性や主体性を引き出す練習を重ねることが合格への近道です。KECでは、診断結果をもとに書類設計を行い、模擬面接を通じてお子さまの強みを的確に大学に伝えるサポートを提供しています。

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総合型選抜入試(検定試験利用型)の学部別内容とポイント

総合型選抜入試には、学部独自方式の他に、検定試験利用型があります。この方式では、各学部学科が指定する外部資格試験の成績を活用し、専門的知識や理解力、学びへの意欲を評価します。さらに、書類選考や小論文、面接と組み合わせることで、受験生の総合的な適性を判断します。

文学部

文学部では、人文学の学びを通じて複雑な社会変化や課題に主体的に対応し、教養と専門性を兼ね備えた社会貢献のできる人材の育成を目指しています。総合型選抜では、知識、技能、思考力、判断力、表現力に加え、主体性や多様性、協働性といった力を総合的に評価して、受験生の適性を判断します。

文学部の検定試験利用型の概要

文学部の検定試験利用型では、以下の学科で若干名を募集しています。

  • 仏教学科
  • 歴史学科(仏教史学専攻)
  • 英語英米文学科

学科により成績評価の対象となる資格は異なりますが、漢字能力検定(漢検)、歴史能力検定、世界遺産検定、英語関連資格等の外部資格が評価されます。受験生はこれらの資格を通じて、自身の知識や理解力を示すことができます。

文学部の検定試験利用型のポイント

文学部の検定試験利用型では、書類選考(エントリーシート)、小論文、面接の3段階で総合的に評価されます。

第一次選考の書類審査では、目的意識や学修意欲が評価され、外部資格試験で得た知識や理解力も判断材料となります。第二次選考では小論文と面接が行われ、小論文では論理的思考力と文章表現力、面接では学科専攻への志望動機や学修意欲があらためて確認されます。

文学部では、外部資格と小論文、面接を組み合わせて評価されるのがポイントです。KECでは、資格を活かしたアピール方法を設計し、志望理由書を添削します。さらにカンザキメソッドによる面接指導で、知識を志望動機へ効果的に結びつけることが可能です。

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総合型選抜入試(英語型)の学部別内容とポイント

総合型選抜入試の英語型は、英語力を中心に評価する入試方式です。多くの学部で英語に関する外部資格の提出が出願条件となり、さらに英語でのプレゼンテーションやエッセー作成を通して、学修意欲や論理的思考力が判定されます。国際的なコミュニケーション能力が重視されるため、英語運用スキルの高い受験生に適した入試制度です。

国際学部

国際学部は、国際的な視野を持ち、グローバル社会で柔軟に対応できる人材の育成を目指しています。英語型選抜では、英語でのコミュニケーション能力を重視しており、学科ごとに求められる能力や選抜内容が異なるため、事前の準備が欠かせません。

国際学部の英語型の概要

国際学部の英語型では、以下の学科で募集が行われています。

  • 国際文化学科:5名
  • グローバルスタディーズ学科:10名

いずれの学科も、出願には英語に関する資格の証明が必要で、受験生は自らの英語力や理解力を客観的に示すことが求められます。

国際学部の英語型のポイント

国際学部の英語型の出願では、志望理由書に加え、学修目標や計画書を作成する必要があります。

国際文化学科では英語によるエッセー提出が課され、面接ではその内容をもとに英語でプレゼンテーションを行います。一方、グローバルスタディーズ学科では、面接で与えられたテーマについて英語で発表し、どのような内容でも論理的に自分の意見を組み立てる力が試されます。

KECでは、診断を通じてお子さまの強みを把握し、カンザキメソッドで論理構成を磨きながら英語表現へと展開する演習を実施します。添削と実践練習を重ねることで、自信を持って英語でアウトプットできる力が養えます。

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総合型選抜入試(伝道者推薦型)の概要

総合型選抜入試の伝道者推薦型は、龍谷大学の建学の精神を体現し、仏教の伝道者を目指す受験生のために設けられた入試制度です。仏教の得度者や伝道志望者を対象とし、宗教的背景を重視する方式で、専願のみの出願となります。

対象学部と募集人数は以下のとおりです。

【文学部】

  • 真宗学科:37名
  • 仏教学科:23名(真宗各派(本学指定)13名、真宗各派以外の仏教各宗派(本学指定)10名)
  • 歴史学科 仏教史学専攻:4名

【国際学部】

  • 国際文化学科3名
  • グローバルスタディーズ学科:1名

出願には、所属宗派の度牒(正式な僧侶の資格証明書)の写し、または誓約書の提出が必要です。選考は小論文やエッセー、面接で行われ、特に伝道者としての適性や宗教的資質が評価されます。

スポーツ活動選抜と文化・芸術・社会活動選抜の概要

龍谷大学の総合型選抜には、学業以外の分野で実績を持つ受験生を評価する「スポーツ活動選抜」と「文化・芸術・社会活動選抜」があります。これまでの努力や経験を活かし、自身を最大限にアピールできる入試方式です。

本選抜は文学部から農学部まで幅広い学部で実施され、スポーツの競技実績に加え、文化、芸術活動やボランティアといった課外活動も評価対象となります。募集定員は両方式の合計人数として設定されています。

選考では、活動実績を示す出願書類に加え、小論文や面接を通じて論理的思考力、表現力、活動から得た学び、さらに大学での学修意欲が確認されます。専願のみでの出願となり、合格した場合は必ず入学することが条件です。

よくある質問

龍谷大学の総合型選抜入試に関して、お子さまや保護者さまから寄せられるよくある質問をまとめました。

評定平均はどのくらい必要ですか?

学部や入試方式により、必要な評定平均は異なります。たとえば、心理学部の学部独自方式では評定4.0以上が条件とされています。一方で、検定試験利用型のように評定平均の基準がない方式もあります。評定が基準に満たない場合でも、他の方式で出願できるケースがあるため、必ず募集要項を確認してください。

自分の成績や実績で受験できますか?

まずは、志望する学部や学科、入試方式の出願資格に記載された評定平均や資格条件を満たしているか確認することが大切です。突出した実績がなくても、総合型選抜では書類選考や小論文、面接を通じて、学修意欲や入学後の学修計画をしっかりアピールすあることで、カバーできる場合もあります。自分の経験から得た問題意識を整理し、それを大学での学びとどう結びつけるかを明確に示すことが合格の可能性を広げるために重要です。

まとめ

龍谷大学は浄土真宗の精神を基盤に、知識の習得とともに人間性の成長を重視した教育を行っています。本記事で解説した様々な総合型選抜は、そのような環境で真剣に学びたい受験生にとって、自分の意欲や個性を伝えられる大きなチャンスです。方式ごとに「問われる視点」「提出物の作法」「二次(口頭試問・プレゼン等)での深掘りポイント」が異なるため、志望理由書・小論文・プレゼン・面接を一本のストーリーでつなぐ設計が合格の近道です。

このような多方式・多段階の入試構造に対応するため、KECでは龍谷大学が重視する「一貫した自己表現力」を軸にお子さまの目標や現状に則した個別カリキュラムを設計します。志望理由書・プレゼン・面接それぞれの段階で必要とされる論点の構成力や表現技術を段階的に鍛える指導体制を整えています。これにより、方式ごとの違いを意識した“伝え方”を確立できるよう支援します。

龍谷大学を目指す際には、こうした多方式・多段階に強い設計力を持つKECの支援をご活用ください。

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この記事を書いた人

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KECの総合型選抜対策専任講師 山﨑

KECの専任講師。後悔しない進路を一緒に見つける「寄り添い型の進路指導」が生徒から支持されている。マーケティングの責任者を兼任し、より多くの悩める受験生とその保護者様に価値を届けるため奔走中!

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