2025.10.30

近畿大学の総合型選抜(旧AO入試)対策、倍率、入試条件を解説

近畿大学の総合型選抜(旧AO入試)対策、倍率、入試条件を解説

近畿大学の総合型選抜(旧AO入試)対策、倍率、入試条件を解説

xfacebookline

近畿大学の総合型選抜(旧AO入試)は、学部ごとに特徴や条件が異なるため「どんな準備をすればよいのか」「倍率はどのくらいか」と悩むお子さまや保護者さまも少なくありません。この記事では、2025年9月時点の最新情報をもとに、総合型選抜の概要や倍率、学部別の対策ポイント、入試条件について解説します。

近畿大学の総合型選抜(旧AO入試)の概要

近畿大学は、西日本における私立総合大学として理系・文系・国際学・情報・農学など多彩な学部を擁しており、学生の興味・将来像に応じた学びの場が整備されています。
また、『Times Higher Education(THE)世界大学ランキング』では、西日本の私立総合大学の中で上位評価を獲得しており、国際的視野でも注目される大学です。

近畿大学の総合型選抜では、学部や方式ごとに出願資格や評価基準が異なり、筆記試験だけでは測れない意欲や適性を重視しています。以降、本制度の特徴・倍率・出願条件・日程を順に整理して解説します。

近畿大学の総合型選抜の特徴

近畿大学の総合型選抜は、旧AO入試を引き継いだ制度で、「志望学部・学科への適性」「入学後の明確な目的意識・情熱」を重視します。一次では志望理由書や活動報告・課題等、二次では学部ごとに面接・口頭試問・プレゼンテーション等を実施し、提出書類との一貫性や表現力が評価されます。なお、2026年度からは看護学部と経営学部、国際学部(東アジア専攻・中国語コース)でも新規に総合型選抜を実施します。また、学部ごとに異なる学びをどう横断・連携させたいか(例:他学部科目や課外プログラムの活用)まで示すと、入学後の成長イメージがより具体的になります。

KECでは、東京大学と共同開発した独自の性格テストでの診断によってお子さまの適性を可視化し、対話型個別指導で探求心を深めるカンザキメソッドを用いて志望理由を説得力のあるストーリーへと磨き上げます。さらに添削指導や模擬面接を重ねることで、自信を持って自分の思いを語れる状態へ導きます。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

近畿大学の総合型選抜の合格倍率(令和7年度)

近畿大学の総合型選抜は、学部や学科ごとに倍率が大きく異なります。2025年度(令和7年度)では、理工学部エネルギー物質学科が1.0倍である一方、総合社会学部の環境・まちづくり系専攻は15.6倍と差が見られました。

最新の倍率を確認する際は近畿大学の発表をご確認ください。
参照元:近畿大学|令和8年度近畿大学 総合型選抜ガイド

近畿大学の総合型選抜の出願資格・入試条件

近畿大学の総合型選抜に出願するには、志望学部での学びを強く希望し、明確な目標を持って入学を志すことが条件です。学部ごとの基本的な出願資格は以下の通りです。

【経済学部/経営学部/文芸学部/総合社会学部/国際学部/情報学部/工学部】

  • 高等学校または中等教育学校を卒業した者、もしくは令和8年3月に卒業見込みの者。
  • 高等専門学校3年次修了者もしくは令和8年3月修了見込みの者。
  • その他、文部科学省令により同等以上の学力が認められる者。

【理工学部】

  • 高等学校または中等教育学校卒業者、または令和8年3月卒業見込みの者。
  • 高等専門学校3年次修了者もしくは令和8年3月修了見込みの者。

【生物理工学部/産業理工学部】

  • 令和8年3月に高等学校または中等教育学校卒業見込みの者
  • 高等専門学校3年次修了見込みの者。

また、いずれの学部でも各学部(学科、専攻、コース)ごとの出願条件を満たしていることが前提となります。例えば評定平均が重要な評価項目とされている場合もあります。出願資格に評定平均がの明示されている学部・選抜方式については、それぞれの学部の項目で記載しています。

参照元:近畿大学|令和8年度総合型選抜入学試験要項

近畿大学の総合型選抜の日程

近畿大学の総合型選抜は、第1次審査(書類等)と第2次審査(面接・口頭試問・小論文・プレゼン等)に分かれています。

【第1次審査】
第一次審査は書類選考です。2026年度(令和8年度)は各学部おおむね9月中に設定されていますが、学部によって異なります。

【第2次審査】
口頭試問や小論文、プレゼンテーション等の試験が行われます。試験内容や日程は学部ごとに異なりますが、2026年度(令和8年度)はおおむね10月中旬から下旬に実施されます。
詳細な日程や学部ごとの条件は、公式サイトや入試試験要項を確認してください。

参照元:近畿大学|令和8年度総合型選抜入学試験要項

経済学部 総合型選抜の特徴

経済学部は、社会や経済の仕組みに関心を持ち、広い視野で学べる人材を求めます。総合型選抜では、学力だけでなく、選抜方式によって資格や起業意欲など多面的に評価します。

経済学部 総合型選抜の概要

経済学部には、経済学科、国際経済学科、総合経済政策学科が設置されており、総合型選抜での募集人数は全学科あわせて10名程度です。
選抜方式は、経験や資格、将来の志向に応じて次の3類型が設けられています。

  • 総合型選抜A(グローバルキャリア志向型)
  • 総合型選抜B(ビジネス・データサイエンス志向型)
  • 総合型選抜C(起業志向型)

経済学部 総合型選抜のポイント

経済学部の総合型選抜では、選抜方式ごとに求められる条件や提出物が異なります。

【総合型選抜A(グローバルキャリア志向型)】
TOEFLなどの外国語資格や、高校在学中の外国語大会での受賞実績が必要です。

【総合型選抜B(ビジネス・データサイエンス志向型)】
商業、経済、統計関連の資格や、関連分野の大会での受賞実績が求められます。

【総合型選抜C(起業志向型)】
在学中の起業を志す者が対象で、第1次審査で事業や活動計画のプレゼンテーション動画提出が必要です。

いずれの方式においても、自分の特性に合った選抜を選び、小論文や動画制作等の対策を計画的に進めることが重要となります。

KECでは、経済学部の総合型選抜で重視される「論理性」と「経験の一貫性」を徹底的にサポートします。活動データを経済学的な文脈に整理し、カンザキメソッドを用いて将来像と結びつけることで、説得力のある志望理由を構築。さらに課題エッセイやプレゼンテーション動画も指導し、評価につながる完成度の高いアウトプットへ導きます。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

経営学部 総合型選抜の特徴

経営学部は、新しい課題に挑戦し、学んだ知識や技能を社会で活かせる人材を求めており、総合型選抜では、社会貢献の意欲やコミュニケーション力など、多面的に評価します。

経営学部 総合型選抜の概要

経営学部では、経営学科、商学科、会計学科、キャリア・マネジメント学科の全学科で総合型選抜を実施しており、募集人数は約40名です。イブニング履修生も含まれますが、経営学科企業経営コースのみが対象となります。

選抜方式は受験生の資質や経験に応じて4種類が設けられており、自分に適した方式を選択できます。

  • 総合型選抜A(グローバル型)
  • 総合型選抜B(プロフェッショナル型)
  • 総合型選抜C(リスキリング型)
  • 総合型選抜D(自己推薦型)

経営学部 総合型選抜のポイント

経営学部の総合型選抜では、選抜方式ごとに求められる条件やアピールポイントが異なります。

【総合型選抜A(グローバル型)】TOEFLなどの英語資格、外国語大会での受賞経験、6か月以上の留学経験が評価されます。

【総合型選抜B(プロフェッショナル型)】
簿記や英検などの資格に加え、評定平均4.0以上の学業成績も重要です。

【総合型選抜C(リスキリング型)】
企業や官公庁等での社会人経験を有する人が対象の選抜のため、この経験がない高校生の出願はできない選抜です。

【総合型選抜D(自己推薦型)】
A~Cに該当しない場合でも、難関資格取得を目標にする人や、起業、スポーツ、芸能、文化活動での活躍を志す人も出願可能で、受験生にとって特にアピールポイントが多様にある選抜です。

いずれの方式においても、自身の経験や資格を整理し、選抜方式に沿った形で効果的にアピールすることが重要です。

KECでは、経営学部の総合型選抜で重視される資格や語学力を、どのようにキャリアと結びつけて語るかを徹底的に指導します。単なる実績の羅列にとどまらず、志望理由書や面接で説得力を持たせるため、カンザキメソッドに基づき将来像と一貫した志望動機を完成させます。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

理工学部 総合型選抜の特徴

理工学部は、基礎学力に加え、国際化に対応できる素養や判断力を持つ人材を求めています。総合型選抜では学力だけでなくプレゼンテーション能力も含め、総合的に判断します。

理工学部 総合型選抜の概要

理工学部では、理学科((数学コース、物理学コース、化学コース)、生命科学科、応用化学科、機械工学科、電気電子通信工学科、社会環境工学科、エネルギー物質学科の全学科で総合型選抜を実施しており、募集人数は合計で約30名です。

出願条件は学科ごとに異なりますが、全学科において評定平均3.0以上が求められます。さらに学科によっては、活動実績の提出が必要となる場合もあります。

理工学部 総合型選抜のポイント

理工学部の総合型選抜では、多くの学科で出願条件に活動実績を挙げており、関連した取り組みや課題研究、活動内容を具体的に記述し、どのように学びに結びつくかを明確に示すことが重要です。

特に社会環境工学科やエネルギー物質学科では、第2次審査において活動報告書に基づいたプレゼンテーションが求められます。事前準備を十分に行い、効果的に自身の取り組みや成果を効果的にアピールすることが合格のポイントです。

KECでは、理工学部の総合型選抜で重視される探究活動の具体性とプレゼンテーションを徹底的にサポートします。研究活動や課題研究の内容を整理し、報告書や発表資料に落とし込む指導を行い、模擬授業やプレゼンテーション演習を通じて、お子さまの思考力と実践力を効果的に伝える形に導きます。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

文芸学部 総合型選抜の特徴

文芸学部は、文学や歴史をはじめとする幅広い分野を通じて社会に創造的に貢献できる人材を育成しており、総合型選抜では、筆記、実技、口頭試問で学ぶ意欲と能力を多面的に評価します。

文芸学部 総合型選抜の概要

文芸学部の総合型選抜は、文学科(日本文学専攻、創作、評論コース)、芸術学科(舞台芸術専攻、造形芸術専攻)、文化・歴史学科、文化デザイン学科の全学科を対象としています。

募集人数は合計20名程度で、選考では創作や芸術への主体的な取り組みや、個性を活かした表現力が重視されます。

文芸学部 総合型選抜のポイント

文芸学部の総合型選別は、第1次審査と第2次審査で選考されます。

第1次審査は書類選考で、志望学科に関する活動報告書の提出が必要です。特に文化デザイン学科ではポートフォリオの提出も求められるため、これまでの実績を客観的に整理する準備が欠かせません。

第2次審査では学科ごとに小論文、口頭試問、プレゼンテーション、グループディスカッションが実施されます。自分の意見を論理的に伝える力やコミュニケーション能力も大切な評価ポイントです。

KECでは、小論文や創作物をカンザキメソッドで磨き上げ、お子さま一人ひとりの個性を志望理由と結びつけます。さらに添削指導や面接練習を重ね、自分の言葉で自信を持って語れる力を育成し、評価につながる表現力へと導きます。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

総合社会学部 総合型選抜の特徴

総合社会学部では「環境・まちづくり系専攻」に限り総合型選抜が実施され、社会課題の解決や社会貢献に主体的に取り組み、長期的な活動経験や学ぶ意欲を多面的に判断します。

総合社会学部 総合型選抜の概要

総合社会学科の「環境・まちづくり系専攻」における総合型選抜の募集人数は、5名程度です。選考では、社会課題の解決や社会貢献を目的とした活動に主体的かつ継続的に取り組んできた実績と姿勢が重視されます。

以下のすべてを満たすことが出願条件です。

  1. 社会課題の解決や社会貢献を目的とする活動に対して、主体的に長期間取り組んできた者
  2. 上記の活動の成果を具体的に示すことができる者
  3. 環境・まちづくり系専攻で勉学することを強く望む者

総合社会学部 総合型選抜のポイント

総合社会学部の環境・まちづくり系専攻は、2025年度(令和7年度)の合格倍率が15.6倍と全学部学科の中で最も高い学科です。

第1次審査は書類選考で、出願資格を証明する書類や自己紹介書、志望理由に関する自己アピール資料の出願書類をもとに総合的に判断されます。

第2次審査では、授業を受講後に実施される筆記試験に加え、授業態度や口頭試問も含めて総合的に評価されます。

KECでは、高倍率の総合社会学部環境・まちづくり系専攻でも通用する具体的で再現性のある活動記録の作成をサポートします。自己紹介書や志望理由書の徹底添削に加え、授業態度や口頭試問で評価されるポイントまで細かく指導し、合格につながる説得力あるアピールを実現します。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

国際学部 総合型選抜の特徴

国際学部は、グローバル化する社会で自主性と協調性を持って行動できる「国際教養人」の育成を重視し、総合型選抜では学力だけでなく高い語学力や学部適性も総合的に評価します。

国際学部 総合型選抜の概要

国際学部の総合型選抜の募集人数は、国際学科グローバル専攻が30名程度、国際学科東アジア専攻中国語コースと韓国語コースで各3名程度です。

出願には、高い語学力を示す資格やスコアを有していること、または海外研修や留学経験、全国レベルの英語大会での実績、国際バカロレア資格の取得等、一定の条件を満たすことが求められます。

国際学部 総合型選抜のポイント

国際学部の総合型選抜では、外国語資格試験で一定以上のスコアを取得していることが基本条件となります。特にグローバル専攻では英語の評定平均3.8以上が求められる他、海外研修や留学プログラムへの参加経験、英語ディベートやエッセイコンテストで全国レベルの大会での成果も重要なアピールポイントです。合格のためには、こうした経験を踏まえた国際舞台での将来ビジョンを明確に示すことが求められます。

KECでは、国際学部の総合型選抜に向けて、英語資格や留学経験の実績を単なる数字で終わらせず、物語として活かす指導を行います。カンザキメソッドに基づき、志望動機と国際的な将来ビジョンを結びつけ、面接や書類で強い説得力を持たせることで、合格の可能性を高めます。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

情報学部 総合型選抜の特徴

情報学部は、国際的に通用する学問的素養と社会貢献力を持つ自立した技術者の育成を目指し、総合型選抜では基礎学力に加え、多様な能力や経験も総合的に評価します。

情報学部 総合型選抜の概要

情報学部の総合型選抜での合格人数は15名以内です。情報関連分野に強い関心を持ち、実践的な経験や資格を備えた学生を対象としており、出願には以下の条件を満たすことが求められます。

  • 情報関連分野に強い関心を持っており、プログラム作成の経験をすでに積んでいる人
  • 情報関係コンテストに出場した経験がある人
  • 情報関係の資格などを有する人

情報学部 総合型選抜のポイント

情報学部の総合型選抜では、第1次審査として3分間の自己PR動画の提出が求められます。動画では、自己紹介や志望理由、入学後に取り組みたいこと、将来の目標を盛り込み、自己理解をもとに強みや得意分野を具体的に伝えることが重要です。なお、「SecHack365」「未踏IT」「未踏ジュニア」の採択者等、特定の大会や資格での経験がある場合は、第1次審査が免除されます。

第2次審査は、プレゼンテーションや口頭試問です。

KECでは、情報学部で評価される技術経験やコンテスト実績、プログラム作品を整理し、ポートフォリオとしてまとめ上げます。さらにカンザキメソッドで志望理由を結びつけ、3分間の自己PR動画を通して技術力や人間性を効果的に伝えられるよう指導します。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

生物理工学部 総合型選抜の特徴

生物理工学部は、生命科学と理工学の知識や技能を融合し、社会に貢献できる人材を育成します。総合型選抜では、学力だけでなく、探究活動や学科ごとの適性も総合的に判断します。

生物理工学部 総合型選抜の概要

生物理工学部の総合型選抜では、生物工学科、遺伝子工学科、食品安全工学科、生命情報工学科、人間環境デザイン工学科、医用工学科の全学科で30名程度を募集しています。

選抜では、まず45分間の授業を受講し、その後グループで45分間のワークショップに取り組みます。最後にワークショップの内容をまとめたレポートを作成し、学科ごとの適性や協働力を総合的に評価します。

生物理工学部 総合型選抜のポイント

生物理工学部の総合型選抜では、授業内容として数Iの範囲のデータ分析を扱います。選考では、作成するレポートやグラフの内容だけでなく、授業中の積極的な参加態度やワークショップでの協働姿勢も評価されます。

またレポートには、計算やグラフ作成に加え、授業内容の理解に関する設問や授業の感想を具体的に記述する必要があり、自身の理解や考えを論理的に伝えられるかがポイントとなります。

KECでは、生物理工学部で重視される授業参加や協働力の評価に対応できるよう模擬授業形式の演習で発言力を高め、活動記録を魅力的にまとめる力も養います。また、ワークショップ形式の演習も行い、主体性を示せるよう鍛えます。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

工学部 総合型選抜の特徴

工学部は、高い人間性や専門能力、国際化に対応できる力を持つ技術者や研究者の育成を重視し、総合型選抜では学力だけでなく、将来のビジョンの明確さも問われます。

工学部 総合型選抜の概要

工学部の総合型選抜では、化学生命工学科、機械工学科、ロボティクス学科、電子情報工学科、情報学科、建築学科の全学科で、募集枠は合計40名程度です。

選考は、教科に関する学力テスト、自己アピールを含む口頭試問、出願書類を総合的に判定して行われます。

工学部 総合型選抜のポイント

工学部の総合型選抜は、数学の基礎能力に加え、学ぶ意欲や将来ビジョン、コミュニケーション能力も評価されます。口頭試問では、これらを踏まえた自己の目標や志望学科との関連を論理的に説明できることが重要です。また、数理や情報系資格、検定による加点制度もあり、資格を持っていればアピールポイントになります。

KECでは、基礎学力と将来ビジョンの整合性を意識した指導を行います。学びたい理由を論理的に整理し、的確に説明できる力を養成するとともに、口頭試問で自己の目標や将来像を一貫して伝えられるようサポートします。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

産業理工学部 総合型選抜の特徴

産業理工学部では、技術力とコミュニケーション能力、組織運営力を持つ人材を育成するため、総合型選抜では、学力だけでなく実践力や思考力も評価されます。

産業理工学部 総合型選抜の概要

産業理工学部の総合型選抜の募集枠は、生物環境化学科、電気電子工学科、建築・デザイン学科、情報学科、経営ビジネス学科(文系)の各学科で10名程度です。

生物環境化学科、電気電子工学科、情報学科では筆記試験と口頭試問が行われ、建築・デザイン学科と経営ビジネス学科(文系)では、筆記試験に加えプレゼンテーションによって選考されます。

産業理工学部 総合型選抜のポイント

産業理工学部の総合型選抜のポイントは、プレゼンテーションや口頭試問で将来性や自己の強みを具体的に示せるかにあります。口頭試問には自己アピールも含まれます。学びを通して実現したい将来像や、学んだことを活かして生み出したいものを明確にしておくことが重要です。

例として2026年度(令和8年度)の建築・デザイン学科の選抜のプレゼンテーションでは、「将来どんな『ものづくり』をしたいのか」や「自らの経験を当学科の学びにどう活かすか」といったテーマが与えられています。

KECでは、産業理工学部で求められる「社会に役立つものをどう生み出すか」を具体的に語る力を育成します。カンザキメソッドに基づき志望動機とアイデアを整理し、プレゼンテーション資料やプロトタイプの見せ方まで伴走できるサポート体制が強みです。お子さまの思いを、実行力ある計画として形にできるよう指導します。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約面談予約はこちら

よくある質問

近畿大学の総合型選抜の入試制度について、併願の可否や総合型選抜を実施する学部、各学部で求められる人物像の違いといった、よくある質問と回答を紹介します。

近畿大学は他大学との併願が可能ですか?

近畿大学の総合型選抜は専願制ではないため、他大学との併願が可能です。

特に理系や情報系の専門塾では、合格率を高めるために近畿大学を含めた3~5大学の併願を推奨する事例もあります。総合型選抜の対策は他大学と共通する部分も多く、チャンスを広げるために併願することもおすすめです。

総合型選抜を実施する学部はどれですか?

近畿大学で総合型選抜を実施している学部は限られており、2026年度(令和8年度)は以下の10学部です。

  • 経済学部
  • 経営学部
  • 理工学部
  • 文芸学部
  • 総合社会学部
  • 国際学部
  • 情報学部
  • 生物理工学部
  • 工学部
  • 産業理工学部

法学部、経営学部、建築学部、薬学部、農学部、医学部では総合型選抜を実施していないため、志望学部を選定する際には注意が必要です。

学部ごとに求められる人物像はどのように違いますか?

近畿大学では学部ごとにアドミッションポリシーが明確に定められており、求める学生像はそれぞれ異なります。各学部のアドミッションポリシーは、公式サイトや「令和8年度総合型選抜入学試験要項」で確認可能です。

志望学部を選ぶ際には、そのアドミッションポリシーに沿って自分の適性を分析することが重要です。また志望理由書を作成する際には、自分の経験や能力が大学の求める人物像とどのように合致するかを明確に示すことが求められます。

参照元:近畿大学「令和8年度総合型選抜入学試験要項」

まとめ

近畿大学は理系や文系、芸術、情報まで多くの学部を持ち、就職にも高い実績を誇る大学です。多くの学部で総合型選抜が導入されていますが、学部ごとに求められる人物像は異なるため、それぞれに応じた対策が必要となります。多彩な学部横断の学びを活かせる環境が整っているため、将来像が定まっていない段階でも、興味の伸びしろに合わせて学修計画を描きやすいのが近畿大学の強みです。近畿大学の総合型選抜は、方式差(問われる視点・提出物の作法)と二次での深掘りが合否の分かれ目です。合格の近道は、志望理由書・エッセイ・ポートフォリオ・動画と、面接・口頭試問・プレゼンを一本のストーリーでつなぎ、一次内容を口頭で再現できる状態に仕上げることです。
KECでは、カンザキメソッドと個別指導を融合した対策を行っており、このメソッドはAO・小論文対策を中心に、多くの高校・予備校で支持されてきた実績があります。
その特徴の一つが、「対話を重視する指導スタイル」です。
受験生と講師が対話を重ねながら、経験や素材の意味を共に発見し、大学が評価する観点と自然につなぐ設計を行います。将来の方向性が定まらないお子さまや、その姿を心配される保護者さまの方に対しても、志望校や学部、教授名までを含めた具体的な進路像を提示します。
確かなサポートを通じて進路決定を後押しするKECを、ぜひご検討ください。

お友だち限定
コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

無料面談予約
この記事を書いた人

この記事を書いた人

KECの総合型選抜対策専任講師 山﨑

KECの専任講師。後悔しない進路を一緒に見つける「寄り添い型の進路指導」が生徒から支持されている。マーケティングの責任者を兼任し、より多くの悩める受験生とその保護者様に価値を届けるため奔走中!

この記事をシェア
xfacebookline

information

受講をご検討中の方へ

           面談実施中!
          総合型のプロによる進路指導が
  無料で受けられます!

お友だち限定コンテンツをGETする!

LINE登録

受験の悩みについて相談

面談予約はこちら

    面談予約フォーム

    総合型選抜(AO入試)対策塾 | 大阪・京都・奈良の学習塾KEC
    FOLLOW US