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小学校での英語の必修化、グローバル化を受けた保護者の意識調査「英語教育に関するアンケート」実施しました

奈良県で小中高生対象の学習塾「KECゼミナール」「個別指導PS」を展開する株式会社ケーイーシー(本社:奈良県生駒市 代表取締役:小椋義則)は、2012年2月〜3月にかけて、小学校1年生から中学校2年生の保護者約600人を対象に「英語教育に関するアンケート」を実施しました。

<背景>
◆平成23年度から全国の公立小学校の5、6年生において外国語活動が必修になりました。
◆文部科学省の新学習指導要領では、小学校段階での目標として「コミュニケーション能力の素地を養う。」とあります。
◆しかし、現在小学校で行われている英語活動の主たる指導者の9割強が学級担任であり、英語の専任講師ではありません。<文部科学省HPより>
◆小学校における英語教育の指導者としては、「学級担任などの小学校教員」が単独で授業を行うことについては、肯定的な回答が保護者で10.2パーセント、教職員で39.9パーセントとなっています。<文部科学省HPより>
◆グローバル化が進み、日本国内でもグローバルに活躍する場が増えています。

小学校での英語の授業もはじまり、英語教育に関する興味・関心は大変高くなっています。また、グローバル化の中で英語を重視する保護者も多くなってきています。この小学校での英語教育の必須化にともなう指導要領と現状とのギャップ、グローバル化を受け、保護者の意識調査を行ったところ、以下のような結果が浮き彫りになりました。

(1)小学生の親が期待するのは会話力、そして将来グローバルに活躍できること。
(2)中学生になると中高の英語でいい成績をとるが1位に。
(3)学校外で英語を習っている小学生は27%、そのうち83%は英会話。
(4)学校外で英語を習っている中学生のうち94%が単語・文法。
  でも習わせたいのは英会話が63%。
(5)身につけてほしい英語力はどちらもコミュニケーション力が1位。

 

?T.子どもにどんな英語力を期待しますか

(1)小学生の親が期待するのは会話力、そして将来グローバルに活躍できること。
(2)中学生になると中高の英語でいい成績をとるが1位に。

 

 

?U.子どもは学校外で英語を習っていますか

?V.子どもは学校外でどんな種類の英語を習っていますか

(3)学校外で英語を習っている小学生は27%、そのうち83%は英会話。

 

?W.子どもに学校外でどんな種類の英語を習わせたいですか

(4)学校外で英語を習っている中学生のうち94%が単語・文法。でも習わせたいのは英会話が63%

 

?X.子どもにどんな英語力を身につけてほしいですか

(5)身につけてほしい英語力はどちらもコミュニケーション力が1位

 

 

<調査方法>

●2012年2月〜3月にかけて、KECゼミナール塾生(対象:小学校1年生〜中学校2年生)の保護者へ対して「英語教育に関するアンケート」を実施。
●玉井式国語的算数教室イベントの際、部分的に英語に関するアンケートを実施。(塾外生の小学校低学年の保護者の意見)
●回収総数613枚(KECゼミナール塾生より388枚、玉井式イベントより225枚)

・内訳
小学校1年生の保護者/24名
小学校2年生の保護者/70名
小学校3年生の保護者/71名
小学校4年生の保護者/72名
小学校5年生の保護者/104名
小学校6年生の保護者/77名
中学校1年生の保護者/39名
中学校2年生の保護者/63名
学年不明の保護者/22名

 

アンケートを受けて

小学校、特に低学年の間は耳や口が柔軟であるため、多言語を受け入れるのに適していることもあり、英会話を習わせている、また英会話を習わせたいと思っている保護者が多く見られました。しかし、中学校に入ると、中学校での授業や定期テストの結果から、将来の大学受験を見据えて、学校での成績や入試で有利になるために「文法」「読み書き」「リスニング」を強化したいと考える保護者が多くなります。ただ、それも日本の英語教育や入試システムに対応するためであり、そうでなければぜひ英会話を重点的に習わせたいと思っている保護者が多いことも確かです。
 

KECの英語教育について

KECゼミナールでは、全教科の指導を「プロ講師」が担当しています。「学習塾」なので、英語教育に関しても「聞く」「話す」よりも「読み」「書き」の指導に期待し、中学校高校で良い成績をとれるように指導してほしいという保護者が多いです。しかし、KECゼミナールでは「受験指導」だけでなく「生涯学習」を意識してきていることから、英語を総合的に学び、英語学習を通して実践的なコミュニケーション能力を養うようなレッスンをしていきたいと考えています。

◆KECゼミナールの英語コースが、将来的に「バランスの良い英語力」を身につけることができる足掛かりになる
◆英語で自分の意見を表現できるようになる
◆「英語を使うことの楽しさ」や「英語を使ったら日本語を母国語としない人ともコミュニケーションをとれる」ということを体感できるようになる
◆特に高学年からは「読み」「書き」(特に「書き」)の部分を強化し、中学校・高校にあがっても自ら積極的に楽しんで英語学習に取り組んでいけるようになる
◆英語教育を通して、自ら伝えたいことを発信していく姿勢を養い、コミュニケーション能力を高められるようになる
◆英語学習を通して、日本人にとっての「日本文化や日本語の重要性」を感じることができるようになる

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