どこにでも現れる謎の男、
その正体は究極の面倒くさがり?
関わりの薄い社員に「伊達さんってどんな人?」と尋ねれば、ほぼ全員がこう答えるだろう。「いつも寡黙で、感情の起伏がない人」。冷静沈着、ポーカーフェイス。しかし一度仕事を共にすれば、評価は180度ひっくり返る。「めちゃくちゃ好奇心旺盛!」「コミュ力高すぎでしょ」。そして最近、社内で囁かれている都市伝説がある――
「どこにでも伊達がいる」。
忍者のように社内を駆け回り、巻き込み、巻き込まれ、縦横無尽に姿を現す男。だが、本人の口から飛び出したのは、あまりにも意外すぎる自白だった。「簡単に言うと、僕、めちゃくちゃめんどくさがりなんです」。セルフマネジメントは欠損気味、自分のことには一切興味が持てない。そんな“パーフェクト・めんどくさがり屋”が、なぜ社内を奔走し、他人のために汗を流し続けるのか? この男の裏の顔を解体すると、そこには熱く煮たぎる「誰かの人生へのエゴ」が潜んでいた。





