トップメッセージ

代表取締役

小椋 義則Ogura Yoshinori

見せてくれ。聞かせてくれ。むき出しの、人間らしいあなたを

あなたは、いじめられたことがありますか?
何日も泣き明かしたような、辛い失恋をしたことがありますか?
消えてしまいたいと思うほど、大きなミスや過ちを犯した経験はないですか?
空気を読んで、押し殺し続けてきた「本当の自分」を抱えていませんか?

僕は、見たい。

あなたのそんな泥臭さが見たい。飲み屋のマスターにだけついこぼしてしまうような、 むき出しの人間らしさを聞かせてほしい。

面接では、あなたとそんな話がしたいと思っているんです。
いま、あなたの目の前にあるキーボードを叩けばすぐに得られるような、面接マニュアル的正解なんて必要ありません。あなただけの物語から生まれた、あなただけの強みと弱みを。それがあるからこそKECで挑戦してみたいことを。思い焦がれた本当のあなたのあるべき姿を。とにかく思う存分語ってください。

なぜって?

それは、あなたに“こんなはずじゃなかった”とサヨナラして欲しいから。
KECを自己実現のステージにして欲しいと、心から思っているから。

僕は学生時代、インドを旅したことがあります。カースト制度によって最下層に位置づけられ、生まれた時点で人生が決められている人たちをたくさん見てきました。夢を抱いて挑戦することすら、その概念すら奪われてしまった人たちです。

対して日本はどうでしょう?自分で自分の人生を、仕事を選べます。チャレンジもできます。なのに、幸せになれていない人がこんなにも多い。働くこと・生きることを、辛く苦しいものと思いながら、「こんなはずじゃなかった……」と日々をやり過ごしています。

これだけ選択肢がある日本社会で、なぜこんなことになるのでしょうか。
僕は「選択を誤った」というより、実は「選択しなかった」からではないかと思うんです。人や社会が「常識」という名で語る、他人軸で決められた幸せを求めたのかもしれませんし、本当の自分を見つめて挑戦することから逃げたのかもしれません。だだ言えることは、幸せになれる選択肢はいつだって目の前にあったはずだということです。

もちろんKECにも、企業として目指す「幸せのかたち」があります。もしそのベクトルがあなたの目指す幸せと重なるようなら、きっとお互いにとって最高の相乗効果を生み出せるはず。

だからあなたには今こそ、もう1度ご自分の本心と向き合って「選択」してみて欲しい。何が好きで、何が嫌いなのかを。どんな人生を生きたいのかを。あなたが何者なのかを。そしてそれを、ぜひ僕にも聞かせて欲しいんです。

正直に言います。塾をやろうとは思ってないです

僕たちは塾という業務形態をとっていますが、正直なところ、塾をやりたいとはあまり思っていません。
こんなことを言うと誤解があるかもしれませんが、「塾って本当に社会で必要とされる産業なの?」って思うんですよ。僕は以前、人材系の企業で働いていました。そこでは、旧帝大卒といったいわゆるエリートコースを歩んできたにも関わらず、まともに人とコミュニケーションも取れない、自分の意見や発想を持てない人物を数多く目の当たりにしてきました。
中にはそんな自分に嫌気がさし、感極まって泣き出す人さえ。「今まで遊びたいのも我慢して、先生や親の言うことをきちんと聞き、死ぬほど頑張って勉強してきたのに!その先に幸せがあると聞かされてきたのに!なのに自分は社会からまったく信用されない。今までの人生は何だったのか、間違っていたのか」と。

いたたまれない気持ちになりました。もし、そうした勉強一辺倒、学歴・合格至上主義に一役買っていたのが塾だとするなら、塾はいったい何をしてきたのか。子どもたちの何を育ててきたのか。
だから僕たちは、塾ではなく「教育」に取り組みたい。もちろん目の前の勉強や成績アップ、合格といった結果は大事にしますが、それそのものは目的じゃありません。手段なんです。
でも、そうした理念のおかげでしょうか。「塾で働きたい」というより、「KECで働きたい」と言って、弊社の門を叩いてくれる人が増えてきました。転職してきてくれる仲間も、元ホテルマン・アパレル・テーマパーク出身者など、かなり動物園状態です(笑)。

来たれ!ド真剣に、全力でふざけられる人!

「ふざけた会社だ」と思われるでしょうか?それに答えるなら「はい、ふざけてます」ということになるかもしれません(笑)。ただ、もう少し厳密に正しく表現すれば「ド真剣に、全力でふざけている」といえるでしょうか。それが、僕たちの掲げる『エデュテイメント』だからです。これらを子どもたちに届けるためにも、まずあなたに実感して欲しいからです。
だいたい、人生を、働くことを楽しめてない大人が、子どもたちに何を伝えられるのでしょうか。どのツラさげて偉そうに「夢を持て」なんて語れるのでしょうか。毎日のように仕事の愚痴をこぼしながら、死んだ目をして働く大人の姿を見せられて、どうして子どもたちが人生に希望を見いだせるのでしょうか。

僕たちはもう、そんな社会は終わりにしたい。あなたには「大人になるってこんなに楽しいぞ、かっこいいんだぞ」って姿を、これでもかと見せつけてやって欲しいんです。
あなたが楽しめなきゃ、あなたらしく輝けなくちゃ、ここで働く意味なんてないでしょう?「教育」に携わる資格なんてないでしょう?
だから。
さあ、見せてください。あなたの強さも弱さも、成功も失敗も。あなたが生きてきた軌跡を。KECで描いていく夢の地図の広がりを。
ステージはもう準備万端で、そこに立つ主人公を待つのみです。 あなたに逢えることを、楽しみにしています。